リヴァイはその圧倒的な強さとリーダーシップにより、巨人化能力を持つエレンの監視と護衛のための特別作戦班を率いています。
元々のメンバーはエレンに加えて副リーダーのエルド・ジン、オルオ・ボザド、ペトラ・ラル、グンタ・シュルツの計6名でした。
いずれもリヴァイ班に選ばれる程の実力者たちでしたが、エレンをターゲットとして現れた女型の巨人の圧倒的な強さによってリヴァイとエレンを残して全員が死亡。
リヴァイ班はその後、エレンの同期であるミカサ、アルミン、ジャン、コニー、クリスタ、サシャを加えて再編成されています。リヴァイ班の基本的な任務はエレンの護衛であり、エレンの巨人化の謎が壁内においてどれだけ重要なことであるかがうかがい知れるでしょう。
リヴァイは肉体的にも精神的にもタフな男ですが、実は意外にも、かなりの潔癖症でもあります。
リヴァイは初登場シーンであっと言う間に巨人を倒していますが、返り血を浴びてしまい「汚ねぇな」と不愉快そうに言っていました。また、ブレードに付着した血もハンカチでキレイにふき取っています。
さらに、エレンがリヴァイ班に入った時には拠点とした古城の清掃を指示し、「全然なっていない」「すべてやり直せ」と一切の妥協を許しませんでした。
地下街で壮絶な幼少期を過ごしていた人物とは思えませんが、リヴァイがただの乱暴な人間ではないことをよく示すエピソードだと言えるでしょう。
リヴァイは普段冷酷なイメージがどうしても先行していますが、実は、いざという時には仲間のために動く熱い人物です。巨人との闘いで部下が死の危機に直面した際には、血で手が汚れることを全く気にせずに手を取り、絶命寸前の部下に熱い一言をかけていました。
また、エレンが巨人化すべきか否か迷った局面では、部下の意思を尊重するような言葉をかけてあげています。
そんなリヴァイの人格に心酔している兵士も少なくなく、旧リヴァイ班のメンバーは皆、リヴァイのカリスマ性に惹かれていたのです。
リヴァイ本人の強さにスポットが当たることも多いのですが、彼には人の上に立つ者としての資質や人望をしっかりと兼ね備えている人物だと言えるでしょう。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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