巨人からの攻撃によって瀕死状態の部下に対し、リヴァイが最期にかけてあげた名言です。部下の最期に際して温かい言葉をかける姿は、それまでのリヴァイに対する冷酷で神経質、粗暴なイメージを見事に払拭してくれました。部下の死は決して無駄ではなく、その思いも受け継いで巨人との闘いに臨んでいる。そんなリヴァイの強さや覚悟が反映された、名言だったと言えるのではないでしょうか。
裁判を行っている最中に暴れたエレンを蹴り飛ばし、リヴァイが冷酷に言い放ったセリフです。ただ単に言葉だけを追うとパワハラ上司の恐ろしい一言に思えますが、実は不利な状況からエレンを助けるために、ワザと攻撃的な態度をとっていたのでした。自分の上司には決して言われたくない言葉ではありますが、リヴァイは彼なりの思いやりを込めて最適な方法だと判断し、行動した結果なのでしょう。
女型の巨人の圧倒的な力の前に、巨人化をしようとしたエレンに対してかけた名言です。リヴァイは兵長として、部下のエレンに対し巨人化を禁じていました。そのためギリギリの状況で命令違反を犯してしまうエレンの背中を、リヴァイは力強い言葉で押してあげたのです。リヴァイは作品を通じて「後悔しないこと」に高い価値を置いており、部下であるエレンにも後悔しない生き方をするように教えています。
冷酷で神経質、そして粗暴だけれど、仲間想いの熱い男でもあるリヴァイを演じているのは、神谷 浩史(かみや ひろし)です。彼は高校卒業後に役者を志し、声優養成所とは分からずに青二塾に入所。1994年ドラマCD『三國志DX4』の生徒役で声優デビューを果たしました。その後多数の作品に出演し、声優アワードの最多得票賞などを何度も受賞しています。近年でも『ワンピース』(1999~)のトラファルガー・ローや『おそ松さん』(2015~)の松野チョロ松等多数の人気キャラを演じ続ける人気声優です。
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※本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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