Z市在住、趣味でヒーローを始めた主人公・サイタマは、3年間の厳しい特訓の末、どんな敵でもワンパンで仕留める強さを手にします。
ある日、正義のために全身サイボーグになった青年・ジェノスが、蚊の怪人・モスキート娘と戦っているところに遭遇します。サイタマのおかげで九死に一生を得たジェノスは、サイタマの強さに憧れ弟子入りを懇願します。そんな2人の前に突如モスキート娘の生みの親・ジーナス博士の手下が現れます。手下を返り討ちにした2人は、アジトに侵攻し組織を破壊します。
ある日サイタマがいつものように暮らしていると、テロリスト集団・桃源団が暴れ始めます。サイタマと同じスキンヘッドを特徴とする集団に、自分も悪者扱いされることを恐れ討伐に行くも、桃源団は忍者・音速のソニックによってすでに追い詰められていた。取り逃がした桃源団リーダーを追う途中、スキンヘッドのサイタマを見て桃源団の一味だと誤解したソニックは、サイタマに襲いかかるも返り討ちにされ逃げ帰ります。数々の悪を退治してきたにも関わらず悪党と間違えられたことにショックを受けたサイタマは、ジェノスから「ヒーロー名簿」の存在を教えられます。
ヒーロー名簿とは、ヒーロー協会が運営する、試験に合格したプロヒーローのみが登録される名簿。これを知ったサイタマは、「ヒーロー認定試験」を一緒に受験することを条件にジェノスの弟子入りを認めます。試験当日、あらゆる体力試験で測定不能の記録を叩き出すサイタマは会場内でも注目を集めます。2人は無事合格しますが、満点のジェノスは最高ランクS級なのに対し、筆記試験が振るわず合格点ギリギリのサイタマは、1週間に1度のヒーロー活動ノルマがあるC級ランクから活動を始めます。
ノルマ期限を間際にサイタマが悪者探しに奔走していると、リベンジを果たしに現れた音速のソニックが街で暴れ始めます。サイタマはこれを退治し無事ノルマを達成します。
その頃、怪人の出現率が急増するZ市に協会の命で2人のA級ヒーローが調査に訪れていました。調査中昆布の怪人に遭遇し2人は倒されてしまい、Z市は最恐の都市として恐れられるようになります。
Z市に隕石衝突の危機到来。S級ヒーローのジェノス、シルバーファング、メタルナイトが立ち上がりますが、迫りくる隕石には敵いません。そこに現れたサイタマが隕石を1発で砕き割りますが、分裂した隕石が落下しZ市は半壊。世間はZ市の被害を大きくしたとサイタマを批難します。
世間からの評価が上がらないサイタマ。そこに深海族が人類支配のために襲いかかります。A級・スティンガーが深海族と善戦するも、深海王に敗れます。A級・イナズマックス、S級・プリプリプリスナー、さらには囚人・音速のソニックも闘いを挑むも敗れ、深海王は市民が避難するシェルターに侵攻。そこにジェノスが現れ市民を守りますが、深海王の溶解液によって溶かされてしまいます。同じくシェルターに駆けつけたC級・無免ライダー。無謀な闘いにもかかわらず何度も立ち上がる無免ライダーの姿に市民も心を打たれます。声援も虚しく倒れたところにサイタマが現れ、深海王をワンパンで仕留めます。サイタマのあまりの強さに、敗れた他のヒーローの弱さを疑問視し始める市民たち。それを見たサイタマは、手柄の横取りをほのめかし市民の批判を一手に引き受けます。世間からの評判はいまひとつながら、この活躍によってサイタマはB級ヒーローへと昇格します。
ある日、ヒーロー協会本部からS級ヒーローたちに緊急召集がかかります。ジェノス、シルバーファングに連れられてサイタマも集会に参加。集会では、予言者・シバババ様の訃報と、彼女が最後に残した「半年以内に地球がヤバイ」という予言を知らされます。その直後、ヒーロー協会本部ビルが天空王の襲撃を受け、更に暗黒盗賊団ダークマターの宇宙船が襲来し、A市は崩壊してしまいます。
地上に降り立ったダークマターの最上位戦闘員・メルザルガルドにS級ヒーロー4人が挑むも苦戦します。一方サイタマは宇宙船に忍び込むと、最上位戦闘員・グロリバース、ゲリュガンシュプを呆気なく倒し、ついにボス・ボロスを発見。ボスとの死闘が繰り広げられます。その頃地上では、ヒーローたちが反撃を開始。さらに、タツマキが宇宙船からの爆撃を食い止めます。
全エネルギーを放出して戦うボロスに、サイタマも流石に苦戦かと思いきや、最後は必殺マジなぐりで成敗。ことの始終を見守っていたジェノスは、S級9位・駆動騎士からメタルナイトは敵だと忠告を受け動揺します。
宇宙船襲来によって消滅したA市は、ヒーロー協会本部の要塞を中心に道路やインフラの整備を行い、A級以上の希望したヒーローは協会本部に移住します。これによって、どの街にもヒーローが迅速に駆けつけることができるようになりました。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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