『呪術廻戦』ではあまりラブストーリーを描かれることがなく、釘崎がヒロインだと公言されている訳でもありません。しかし主人公虎杖との関係で、「これはひょっとして……」と思わせる描写がありました。
虎杖に対して中学時代より好意を寄せていた小沢という女の子と出会った野薔薇は、彼女と虎杖の仲を取り持とうとします。小沢から虎杖に対する恋愛感情の有無を聞かれた野薔薇は全力で否定しましたが、「なんか今胸がもやっとした…」と感情の変化を感じたのです。
結局その時はもやっとした理由を「自分が彼氏を作るより先に虎杖に彼女ができるのがむかつく」と整理していましたが、今後の展開に期待してしまうファンも多いことでしょう。
釘崎はこれまでの戦闘であまり目立った戦果を残せておらず、あまり強くないとの印象を持たれることも多くあります。
初めて虎杖と一緒に呪霊と戦った際には2人で力を合わせて戦っていましたし、少年院に1年生3人で向かった際には、結局殆ど戦わず外に脱出していました。交流戦時でも上級生の西宮桃相手に善戦したものの、最終的には禪院真依のゴム弾によって倒されてしまっているのです。
しかし呪術高専で努力を続けている野薔薇は、着実にレベルアップしていると思われます。呪胎九相図の次男・三男との闘いの中で、高レベルの呪術師にも難度が高い「黒閃」に成功するなどの成長の跡が見られるのです。
呪術師として成長を続けてきた野薔薇ですが、渋谷事変において特級呪霊・真人の攻撃に倒れてしまっています。虎杖を殺すことに執念を燃やす真人。彼はクラスメートである野薔薇に危害を加えることで、虎杖の精神力を削ることを考え出したのです。
真人の計略にはまった野薔薇は、術式「無為転変」を受けて顔の左半分を吹き飛ばされてしまいます。眼球が吹っ飛ぶなど深刻なダメージ顔面に受けた野薔薇。その後野薔薇が走馬灯を見ているかのような回想シーンが描かれたため、死んでしまうと考えたファンも多くいたのです。
その後新田新の術式によってケガの進行を止められたため、現時点ではまだ死んでしまってはいません。無為転変による受賞は反転術式による回復ができないと言われていますが、今後の流れに注目が集まります。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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