術式「芻霊呪法」は、金づちで打ち付けた釘を通じて呪力を流し、敵を攻撃する術式です。釘は直接打ち込むだけでなく金づちを使って飛ばすこともでき、遠近を問わず対応できる戦闘スタイルだと言えるでしょう。丑の刻参りを連想させる戦い方は呪いをテーマにする本作らしくインパクトも強いのですが、手持ちの釘がなくなると戦いを継続できなくなる点は難点です。ちなみに、芻霊とは人形のことを指します。
共鳴りは、金づちと釘に加えて藁人形を用いる技です。対象の欠損した一部(手や足など)を藁人形と一緒に金づちと釘で打ち込むことで、遠くにいる相手にも呪力を流し込んで攻撃できます。術式の威力は入手した相手の部位の希少価値によって変化。例えば血などの入手しやすいものでは術の威力は低くなります。また、敵と自分の身体が何らかの事情でリンクしているケースでは、自分の身体に釘を打ち込むことでも共鳴りを発動可能です。
簪は刺さった釘に呪力を流し込むことでダメージを与える、野薔薇の基本的な攻撃方法です。呪力を流し込むのは釘を刺した直後でなくても問題なく、野薔薇が自由にコントロールできます。そのため複数本打ち込んだ後で一気に呪力を流すことで、ダメージを大きくすることが可能。また、時間差攻撃として活用するなど、様々な活用法によって戦闘スタイルに幅を持たせることができます。
「田舎を出たかったから呪術師を目指した」と言う野薔薇に呆れた虎杖の「そんな理由で命をかけられるのか」との質問に、彼女が返した一言。
確かに言葉だけ見るとくだらない理由に思えるかもしれませんが、野薔薇にとっては自分の人生をかける程価値があることでした。田舎を出ることをどれだけ野薔薇が求めていたか、そして野薔薇の覚悟がどれだけ強いものなのかが分かる名言だと言えるでしょう。
呪胎九相図の次男・三男と戦った際に、野薔薇が言い放った一言です。野薔薇は三男に対し簪を繰り出し、大きなダメージを与えました。そして兄である次男の心配をしながら死んでいく三男。そんなシチュエーションで、野薔薇はこの言葉を投げかけています。まるで悪役のような、とてもヒロインの一言とは思えない乱暴な台詞に、多くのファンは驚きました。感情が高ぶると少々乱暴になる野薔薇らしい、他の主人公側キャラクターには絶対に言えない名言だと言えるでしょう。
勝ち気で芯が強く東京で生きていくために自分の人生をかけて呪術師活動を行う女性、釘崎野薔薇の声を担当しているのは、声優の瀬戸麻沙美(せと あさみ)です。彼女は高校在学中に第3回シグマ・セブンオーディションを受けて合格し、2010年から声優活動を始めました。デビューして1年で『ちはやふる』(2011~2020)の綾瀬千早役を射止め、その後も『東京喰種トーキョーグール』(2015~2018)の真戸暁など重要な役を演じています。
Spotifyではアニメ『呪術廻戦』の裏話や物語などが語られているPodcast「じゅじゅとーく」が配信中。釘崎野薔薇役の瀬戸麻沙美さんもゲストとして参加しているのでこちらも併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。
『呪術廻戦』を電子コミックで読みたい方は「U-NEXT」がオススメです。こちらのサービスは31日間無料トライアルを利用する事ができ、付与されるポイントでコミックスを無料で試し読みする事が可能です。また国内外のドラマ、映画、アニメなど豊富な動画作品、雑誌も取り揃えられており、全て見放題で楽しめます。是非一度利用してみてはいかがでしょうか。
※本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事