パンダは術式を使わず、呪骸としての力を駆使した肉弾戦で戦います。しかしパンダには「核が3つある」という稀有な特性があり、彼を倒すには3つの核全てを破壊しなくてはなりません。核はそれぞれ性格が異なり、バランス重視のパンダ核とパワー型のゴリラ核、そして「照れ屋なお姉ちゃんの核」の3つがあります。「照れ屋なお姉ちゃん核」については、作中ではまだ詳細が明かされていません。
激震掌は、究極メカ丸戦でゴリラ核が繰り出した技です。掌打を相手に打ち込むとともに相手の身体に振動波を流し込むような描写がなされています。防御をしても体の内部に衝撃が伝わるため、掌打が相手にヒットした段階で通常のガードなら無効にしてしまう大技です。ゴリラモードは大量の呪力を消費してしまいますが威力は高く、格上の準1級呪術師である究極メカ丸を2発で倒しています。
呪術高専東京校と京都校の交流会にて、対峙した究極メカ丸に対してパンダが伝えた言葉です。突然変異呪骸であるパンダは、同じように傀儡であるメカ丸に対して親近感を抱いていました。しかしメカ丸は殺意をむき出しにしてパンダに向かってきます。
それでもパンダは、メカ丸に対して最終的に思いやりで答えるのでした。パンダの優しく気さくな人柄がよく分かる、象徴的な一言だったと言えます。
メカ丸とのやり取りの中で、悪態をついてしまった彼に対してパンダが発した一言です。「俺はお前を手伝う」との言葉に少しだけ心を開いたのか、メカ丸は「生身の身体で仲間達に会いたい」と返答します。
しかしその後すぐに、「俺の本当の姿を見ても同じセリフがはけるのか」と言ってしまったメカ丸。それに対し、パンダは上記の言葉であっさりと返答します。高専生とは思えないほどに大人で配慮に満ちた発言には、パンダらしさが詰められていると言えるでしょう。
東堂葵から乙骨ついて詳しく聞かれた際に、面倒だと思いごまかそうとしたパンダが発したセリフです。真面目なだけでなく遊び心も感じさせるパンダらしい発言であり、とっさの切り返しに頭の良さも感じさせます。
本作ではパンダのおかげで話が深刻になり過ぎないで済んでいる局面が多々あり、作品全体においても重要な役割を持っていると言えるでしょう。今後も、出演機会が増えていくことが期待されます。
優しく気さくなコミュニケーション上手で、戦闘においては冷静な面も見せるパンダの声を演じるのは、声優の関智一です。彼は高校時代から、勝田声優学院や俳協ボイスアクターズスタジオなどの養成所に通い、海外アニメ『レポーター・ブルース』(1991)の農夫役の吹き替えで声優デビューを果たしました。その後は『ドラえもん』(2005~)の骨川スネ夫や『PSYCHO-PASS サイコパス』(2012~2019)の狡噛慎也など数々の重要キャラクターを演じています。
Spotifyではアニメ『呪術廻戦』の裏話や物語などが語られているPodcast「じゅじゅとーく」が配信中。パンダ役の関智一さんもゲストとして参加しているのでこちらも併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。
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※本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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