不義遊戯は、術式範囲内にある「一定以上の呪力を有する対象」の位置を取り換える能力です。手を叩くことが発動条件であり、手を叩いても発動させないことができるため、フェイントに活用できます。不義遊戯はとてもシンプルであり殺傷能力がある術式という訳ではありません。しかし高い戦闘センスや分析力、身体能力を持つ東堂が活用することで、様々な呪霊に対抗できる可能性があると術式だと言えるでしょう。
東堂は領域展開をすることはできませんが、師匠である九十九由基直伝の簡易領域による領域展開対策ができます。簡易領域を発動することで周囲に小さな円状の領域が生み出され、領域展開の必中効果を無力化可能です。そもそも東堂は、人間とは思えない程に鍛えこまれた肉体を武器にした肉弾戦がとても強力。そのため簡易領域を駆使することで領域展開対策をとっておけば、幅広い呪詛師・呪霊と戦えるでしょう。
東堂の口グセと言っても良いほど、初対面の男にいつも投げかけている定番の台詞です。東堂は「性癖にはその人間の全てが詰められている」と考えており、この質問によって相手の本質が分かると考えています。返答内容がつまらないと思えば、冷徹に接するだけでなく何故か制裁を加えることも。東堂がいかに常軌を逸しており、自分勝手で強引な性格なのかがよく分かる台詞だと言えるでしょう。
初対面の虎杖の女性の好みを聞いて自分の好みと全く同じだと知った際に言った台詞です。“親友”虎杖と2人で過ごした日々を思いっきり妄想した後、涙や鼻水を流して天を仰ぎながらつぶやきました。実際にここから東堂は虎杖に対して無償の愛と言っても良いほどの愛情を注いでおり、ハタから見たら少々異常だと思えるほど。しかしそのおかげで虎杖はいくつもの難を逃れ、大きく成長できたとも言えます。
呪術高専京都校の学長である楽巌寺が学生を集めて話をしてる際に、帰ろうとした自分を制止した加茂に対して言ったセリフです。交流戦の流れで密かに虎杖を暗殺するように話をしている際、東堂は我関せずと言った雰囲気で勝手に帰ろうとします。その理由はなんと、高田ちゃんの番組が放送されるから。東堂の傲慢さと高田ちゃんに対する愛情の深さを巧みに表現している、象徴的な一言だと言えるでしょう。
自分勝手で強引な暴君ですが、親友に対する愛情の深さは常人には理解できない程である東堂葵の声を演じているのは、声優の木村昴(きむら すばる)です。彼は幼少期をドイツで過ごし、日本に来てからはミュージカル『アニー』(2002)に出演するなどの芸能活動を始めていました。そして2005年には『ドラえもん』のジャイアン役を射止め、声優デビューを果たします。その後も、『輪るピングドラム』(2011)の高倉冠葉や『暗殺教室』(2015~2016)の寺坂竜馬など、様々な役をこなす声優です。
Spotifyではアニメ『呪術廻戦』の裏話や物語などが語られているPodcast「じゅじゅとーく」が配信中。東堂葵役の木村昴さんもゲストとして参加しているのでこちらも併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。
『呪術廻戦』を電子コミックで読みたい方は「U-NEXT」がオススメです。こちらのサービスは31日間無料トライアルを利用する事ができ、付与されるポイントでコミックスを無料で試し読みする事が可能です。また国内外のドラマ、映画、アニメなど豊富な動画作品、雑誌も取り揃えられており、全て見放題で楽しめます。是非一度利用してみてはいかがでしょうか。
※本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事