メカ丸の本体である与幸吉は真人との闘いによって死亡してしまいましたが、実はメカ丸は、生前にある保険をかけていました。それは、五条が万が一封印された場合にのみ、3か所に隠しておいた小さな傀儡「ミニメカ丸」を起動するというものです。
ミニメカ丸はまず虎杖に対し、五条の封印に関してのことや渋谷一帯に帳が張られたことなどを知らせました。
また、ミニメカ丸が伝えた情報は生前の与幸吉が想いを寄せていた三輪の元へ行きます。そして三輪へは京都校のメンバーは東堂と新田以外は渋谷とは別の場所に行ったことなどを伝えるのでした。
死んだ後にも傀儡を動かすことで呪術師に協力したメカ丸(与幸吉)の活躍が無ければ、渋谷事変での被害はより甚大なものになっていたかもしれません。
メカ丸について話をするうえでは、同じ京都校の三輪霞との関係は避けられないでしょう。メカ丸は、いつも自分に対して優しく接してくれる三輪霞のことが好きでした。三輪の方にはそんな気持ちはなかったかもしれませんが、メカ丸の一途な想いは本物だったのです。
そのことを端的に表しているのが、メカ丸の死後に起動し呪術師たちへ情報を伝達させたミニメカ丸のエピソードです。ミニメカ丸が三輪に伝えた情報は、渋谷事変に関するものだけではありません。三輪へは彼女に幸せになって欲しいという思いを正直に伝え、もう隣にはいない仲間の想いに触れた彼女は、そのままうつむき涙するのでした。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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