メカ丸が使用する「傀儡操術」は、呪力で傀儡を操作する術式です。天与呪縛によって与幸吉には日本全国に及ぶほどの術式範囲が与えられており、メカ丸がどこに行っても問題なく動かすことが可能です。メカ丸は通常時においても剣山盾(ウルトラシールド)や刀源解放(ソードオプション)等を使い、様々なギミックを組み合わせてまるで傀儡が生きているかのように自在に戦うことができます。
砲呪強化形態(モード・アルバトロス)時に口や手の平から高熱のビームを放つ、ロボットらしいメカ丸の大技の1つ。使用すると周辺一帯が焦土と化してしまうほどの高威力を持っています。パンダ戦で使用した際には、パンダの中にあるパンダ核を戦闘不能にし、ゴリラ核を引き出すまでに追い詰めました。パンダには複数の核があったため決着にはなりませんでしたが、並の呪術師・呪霊であれば当たった時点で勝敗が決していたでしょう。
装甲傀儡究極メカ丸試作0号は、天与呪縛によって肉体を縛った17年5か月6日で蓄積された特級レベルの強力な呪力を放出できる傀儡です。真人戦で使用し、チャージ1年分の「大祓砲(ウルトラキャノン」)」やチャージ2年分の「二重大祓砲(ミラクルキャノン)」等を使用して善戦しました。また、チャージ5年分になると追尾性能のついた「追尾弾(ビジョン)~五重奏~(ビオラ)」というエネルギー弾を相手に飛ばすことも可能です。
簡易領域とは、あらゆる術式を中和する効果を持つ技です。絶大な威力を持つ領域展開に対抗できる数少ない方法の1つであり、本来は一門相伝で門外不出。しかしメカ丸の本体である与幸吉は簡易領域を使う三輪霞の姿を見て習得しました。真人は自分の肉体を変化させて何度でも再生するうえに領域展開を使用するため、もしメカ丸が簡易領域を使用できなければもっと早い段階で敗れていたと思われます。
健康な身体を手に入れたメカ丸(与幸吉)が、真人との戦いの中で発した一言です。メカ丸が呪術高専を危険に晒してまでも求めていたのは、人並みの身体を手に入れることだけでなく、自分自身の身体で呪術高専京都校の仲間たちと会うことでした。結局真人の手によって命を落としてしまいましたが、最後の最後まで自分が叶えたいことを諦めていなかったことがこの一言からはよく分かります。
呪術高専東京校と京都校の交流戦において、対戦したパンダから呪骸(お仲間)と言われた際に憤慨して発した一言です。お互い呪骸と傀儡という誰かに作られた存在であり、そのうえ感情も持っている存在だとパンダは考え、親しみを込めてお仲間だと発言しました。しかしメカ丸の本体与幸吉はどんなに望んでも日の下を歩くことができません。そのため、人間ではない呪骸に軽々しく仲間だと言われたことが我慢できなかったのです。
メカ丸(与幸吉)が生前残したミニメカ丸にて、三輪霞に対して伝えた一言です。メカ丸はいつでも優しく接してくれる三輪霞に、好意を寄せていました。メカ丸は「こうなったのは自分が弱かったからだ」と話し、「大好きな人がいた」と三輪に伝えます。そして三輪のことを傍にいてずっと守りたかったと話し、それが叶わない今は、どんな形でも良いから幸せになってほしいと伝えたのでした。
生まれながらにして身体の自由を奪われ、代わりに巨大な呪力と術式範囲を手に入れた究極メカ丸(与幸吉)の声を演じるのは、声優の松岡禎丞です。彼は高校卒業後に上京し、新聞奨学生をしながら代々木アニメーション学院に通い卒業。2009年からはアイムエンタープライズ所属となり、同年『東のエデン』で声優デビューを果たしました。その後は『ソードアート・オンライン』(2012)のキリト役等様々な役を経験しており、2016年には声優アワード主演男優賞も受賞しています。
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※本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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