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2023.12.19更新

『鬼滅の刃』20話のあらすじ、ネタバレまとめ!重要ポイントを踏まえながら一気にご紹介

ヒノカミ神楽によって累を倒したはずの炭治郎に、まさかの危機が訪れる第20話。2人の柱の圧倒的な力に注目です。ここでは、『鬼滅の刃』のアニメ第20話のあらすじを主要キャラを含めながら紹介します。

蝶の舞

累の家族としての忌まわしい日々を思い出しながら、姉の鬼は自分がしくじったことに焦り、遭遇した鬼殺隊員を襲いに行きます。炭治郎たちと共に戦った隊員・村田を、自分が作った繭で閉じ込める姉の鬼。しかしその時、突然真後ろに蟲柱・胡蝶しのぶが現れました。

突然のことに驚いた姉の鬼はこの場をやり過ごすため、命乞いをします。その提案に対し胡蝶は優しくうなずき、今まで喰った人の数だけ拷問をすることを逆に提示。そんな提案は受けられないと、姉の鬼は突如態度を変えてしのぶを攻撃しました。

しかし、姉の鬼の攻撃をあっさりと避けたしのぶ。「蟲の呼吸・蝶ノ舞・戯れ」を神速で繰り出し、姉の鬼に藤の花で作った毒を注入してしまいました。頸を斬られていないことに最初は安堵した姉の鬼でしたが、すぐに毒が回り苦しみながら絶命します。
一方その頃、冨岡に首を斬られた累は、走馬灯のように過去のことを思い返していました。

累が「家族」に行ってきた、凄惨な仕打ち

第20話の前半部分では姉の鬼が回想する形で、累が「家族」を作った流れについて明かされます。
累は赤の他人である鬼に自分の血を分け与え、家族を増やしていったのです。累の血を与えられた鬼たちは、彼と同じように全員白髪になっていたのでした。血を分け与えることは本来鬼舞辻にしかできないことですが、彼のお気に入りである累は特別許されています。

そしてそれぞれに家族の構成員としての役割を付与。うまく立ち回れなかったり逃げ出したりした者には糸で痛めつける、縛って太陽の下にさらすなどひどい仕打ちを行っていたのです。圧倒的な力を持つ累に表立って逆らおうとする者はおらず、姉の鬼は密告や裏切りを行って上手に立ち回って生き抜いていました。

人間の世界に置き換えて考えたらとても怖い話であり、累が「家族ごっこ」を行うに至った経緯が気になります。今回の最後で語りだした彼の過去の詳細は、次回に持ち越しです。

圧倒的な力を披露する、2人の柱

第20話では、水柱・冨岡義勇と蟲柱・胡蝶しのぶが大活躍します。
まずはエピソード冒頭で登場した冨岡が、累を撃破。炭治郎が死を覚悟しながらなんとか戦った相手を全く寄せ付けず、貫録を見せつけてくれました。十二鬼月を完全に格下として圧倒してしまう冨岡の姿は頼もしく、炭治郎との再会も感動的です。

次に、エピソードの後半ではしのぶが登場し、初めて戦闘の様子を見せてくれます。しのぶは力が弱く鬼の頸は斬れませんが、薬学に精通することで鬼を死に至らしめる毒を作り出した才女。あっさりと姉の鬼を倒してしまい、那田蜘蛛山の事件は終息を迎えるのでした。

今後も個性豊かな柱達が登場予定であり、例えば大ヒットした劇場版では炎柱・煉獄が炭治郎たちを導くなど、いずれの人物も物語の重要なカギを握ります。
炭治郎たちの成長だけでなく、柱の登場とその役割にも注目すると、本作をより楽しむことができるでしょう。