本作の注目ポイントを語るうえでは、最新のテクノロジーを活用した圧巻の映像表現が欠かせません。ホンモノと見間違えるほど違和感のないCG技術によって、動物たちの動きだけでなくその裏にある感情までもが非常にリアルに表現されています。動物の毛や草木の一本一本までが繊細に描写されており、美しい映像を見るためだけでも、本作を見る価値は十分にあると言えるでしょう。
美しくリアルな映像と共に本作の魅力を引き立てているのが、豪華すぎるメンバーで制作した楽曲の数々です。「Circle of Life(サークル・オブ・ライフ)」や「Hakuna Matata(ハクナ・マタタ)」、「Can You Feel the Love Tonight(愛を感じて)」といった名曲がビヨンセやドナルド・グローヴァーなどのアーティストによって歌いあげられています。
シンバがプライド・ランドを追放されてからの重苦しいストーリーにおいて、一服の清涼剤になってくれているのが、「ミーアキャットのティモン」と「イボイノシシのプンヴァ」の存在です。陽気な2人の軽快なやりとりのおかげで、シンバだけでなく見ているこちらもホッと一息つかせてもらえます。名曲「Hakuna Matata(ハクナ・マタタ)」が流れるシーンは、アニメ版に全く引けを取らない楽しさです。
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DIGLE MOVIE編集部
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Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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