圧倒的な力を持つ魔神族の十戒と戦うため、メリオダス達は森の賢者ドルイド達の元で試練に臨み、ホークも参加してパワーアップをしました。
ホークが身に着けた魔力は、「変身(トランスポーク)」。魔力がある生き物を捕食すると、その特徴や見た目、能力を使用できます。この能力によってホークはドルイドの試練で彼が戦った暴龍や砂漠に住む肉食モンスターのサンドクローラー等の能力をコピーし、一時的に使用しました。
また、赤色魔神の能力をコピーした際には「残飯息吹(ざんぱんブレス)」を使用し、十戒のフラウドリンをひるませるほどの強烈な臭いの息を吹きかけています。
さらに、七つの大罪と同様に神器を欲しがったホークのために、マーリンが神器ダブルホーク(刺した相手をいい感じに温める効果を持つ)という魔法具を作ってあげました。
七つの大罪になくてはならないマスコットキャラでありムードメーカーでもあるホークですが、その正体は、なんと魔神王の目でした。
ホークの目は、魔神王のいる煉獄につながっていたのです。ホークに自覚は無かったようですが、魔神王はホークを通じて、メリオダスの動向を監視していました。
また、リオネスにいた頃のメリオダスには、ホークと顔や口調が似ている「ワンドル」という鳥の相棒がいたことが作中で描写されています。そのため、メリオダスがホークに遭遇するまではワンドルの目を使って、彼を監視していたと考えられるのです。
ワンドルとホークの関係は、作中では触れられていません。しかしメリオダスが似ていることに気付いている点からも、ホークはワンドルの生まれ変わりである可能性が高いと言えるでしょう。
バン達は煉獄に行った時、ホークに瓜二つなイノシシのような生き物に出会います。二本の大きな牙を生やし、イノシシのようなシマを付けたその生き物は、何とホークの兄でした。
彼はワイルドと名乗り、生き別れになった弟のマイルドを探しているとバン達に伝えます。そしてマイルドがホークのことであると確信したバン達は、ホークの話をすることでワイルドと親交を深めるのでした。
ワイルドは魔神王に12万118回挑み続けているという強者。いずれも負け続けているとのことですが、それでも無事に生き残っていることを考えると、非常に頑丈である程度の強さはあると考えられるでしょう。
ホークには兄がいましたが、やはり母であるホークママの話も外せないでしょう。ホークママは物語の序盤から登場しており、「豚の帽子亭」を背負って移動する役割を担ってくれています。
ホークママはホーク以上に頑丈で、十戒デリエリの「連撃星」を受けても無事だったり、やモンスピートの「獄炎鳥」を無効化したりしました。そしてその理由は、劇場版『天空の囚われ人』でついに明かされています。
実はホークママの正体は、「混沌の母」だったのです。混沌の母とは魔神族にも女神族にも属さず、両種族に脅威を与えていた存在。過去には十戒よりも強力でメリオダス達を苦しめたインデュラを圧倒し、封印したこともありました。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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