五条家に代々伝わる相伝の基本術式であり、収束する無限級数を現実のものとする術式です。簡単に言うと、体の周りに「無限」を発生させて、敵がどれだけ近づこうとしても近づけないようにします。
五条は術式によって相手と自分との間に無限を発生させ、無敵のバリアのようにして打撃・呪術攻撃を無効化。さらに無限の力を利用して瞬間移動をする、高速の打撃を繰り出すなど、呪霊にとっては非常に恐ろしい能力になっています。
五条が持つ能力の中でも非常に特殊なのが六眼の力であり、五条は見た相手の術式情報を視認することができます。
五条は六眼があるために初めて戦う相手でも術式情報を把握できるだけでなく、無下限呪術を常時使用することも可能になっているのです。通常、無下限呪術は脳への負担が大きすぎるため、使い続ければ脳が焼き切れてしまいます。しかし六眼によって呪力を細かくコントロールできる五条は、反転術式によって脳を回復させながら、常に無下限呪術を発動させられるのです。
五条悟の領域展開「無量空処」は無下限の内側に相手を引きずりこみ、「知覚」と「伝達」を無限に終わらなくします。行動するために必要な「知覚~伝達~行動」の流れの内、最初の知覚と伝達だけをくり返すようになるため、相手はいつまでも考えたことを行動に移せなくなるのです。
結果として領域内に引き込まれた相手は脳内に溢れる情報量に耐え切れなくなり、廃人と化してしまいます。引き込んだら勝利が確定する非常に強力な領域であり、五条の中でも最強の術式の1つです。
五条悟が、宿儺と入れ替わるように言われて大丈夫かと心配する虎杖に対し発した言葉です。とても危ない存在だと聞いている宿儺と替わるように言われ、素直に心配する虎杖。しかし五条はあっさりと返答し、実際に10秒の間見事に宿儺と渡り合います。
五条の圧倒的強さと飄々とした性格がしっかり表現されており、物語の冒頭から見ている私たちに五条のキャラクターを強く印象付けた名言だと言えるでしょう。
渋谷事変に巻き込まれた五条が、彼を呼び寄せた漏瑚たち呪霊に言い放った一言です。
漏瑚たちは結界内に閉じ込められた一般人を人質に取り、五条に本気を出させないようにする作戦を立てていました。しかし五条にとっては人質など対した問題ではなく、見事に漏瑚や花御たちを圧倒しています。
とても不利な状況下で「とうとう五条がやられてしまうのかな……?」と心配になった人も多かった中、五条が圧倒的な強さを持っていることを思い出させてくれる名言でした。
正に完全無欠の強さを誇り、性格の悪ささえも魅力だと思わせてしまう五条を演じるのは、中村悠一(なかむらゆういち)です。彼は高校卒業後に代々木アニメーション学院に入学。卒業後は2001年にOVA『D+VINE[LUV]』にて声優デビューを果たしています。ゲーム『ヴァルキリープロファイル2 シルメリア』(2006)のルーファス、『おおきく振りかぶって』(2007)の阿部隆也を演じるなどして人気を博していきました。さわやかな一方で落ち着きを感じさせる声は高い評価を受けており、海外映画の吹き替えでも活躍しています。
Spotifyではアニメ『呪術廻戦』の裏話や物語などが語られているPodcast「じゅじゅとーく」が配信中。五条悟役の中村悠一さんもゲストとして参加しているのでこちらも併せてチェックしてみてはいかがでしょうか。
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※本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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