吉野順平は、里桜高校に通う2年生です。映画好きの少年ですが、いじめを苦にして不登校になり、無関心こそが人間の美徳だと考えるようになりました。しかし、本心ではいじめの加害者への復讐を願っています。
呪いを目視でき、真人が作り出した改造人間を見てもあまり動揺しませんでした。そして真人からレクチャーを受けて術式を会得。毒の術式を扱い、クラゲの式神「澱月」を操って攻撃します。
虎杖と出会い、少しずついじめ加害者への復讐を思い直すようになりますが、夏油の策略によって吉野の母親が死亡。吉野は恨みの気持ちを押さえられなくなり、学校へと向かいます。
学校では術式を使って暴れますが、最後は真人が無為転変によって魂の形を無理矢理変えてしまったために死亡しました。
吉野順平の声を担当しているのは『一週間フレンズ。』(2014)の長谷祐樹役で知られる声優の山谷祥生です。
冥冥は、フリーで呪術師業をしている女性です。カラスを操る術式を使う1級呪術師であり、自身も「金以外のしがらみは理解できない」という守銭奴として知られています。ただし弟の憂憂だけは別であり、お金に関係なく溺愛するという一面も。
彼女が駆使する術式の名前は「黒烏操術」であり、烏と視覚を共有して索敵に活用します。術式が直接の戦闘向きではないため、術式なしでも敵と渡り合えるように若い頃に体術も磨き上げました。ただし、必殺技である「神風(バードストライク)」は非常に強力であり、五条悟意外に防ぐことは不可能だと言われています。
冥冥の声を担当しているのは、『美少女戦士セーラームーン』(1992~1996)の月野うさぎや『新世紀エヴァンゲリオン』(1995)の葛城ミサトを演じた声優の三石琴乃です。
禪院直毘人は、呪術師御三家の1つ「禪院家」26代目当主であり、真希と真依の父親です。
物語開始時点で71歳ですが特別1級呪術師であり、五条を除けば最速の術師と呼ばれています。
直毘人の術式は、天性のセンスを活用した「投射呪法」。これは1秒を24分割し、視覚内で作った動きをトレースするものです。投射呪法を使用することで直毘人は敵の動きを止める、もしくは自分の速度を高めることができるため、近接戦では非常に有利。しかし呪言師のように体をあまり動かさない相手とは相性が悪いと言えます。
直毘人は渋谷事変で呪霊に敗れ死亡。彼の残した遺言が今後の物語に大きな波紋を残します。禪院直毘人の声を担当しているのは、『ゴールデンカムイ』(2018~2020)の土方歳三役などで知られる声優の中田譲治です。
ジャンプ作品らしいバトル要素とダークファンタジーの要素を併せ持つ『呪術廻戦』は、登場キャラクターも個性的でそれぞれに特別なストーリーを持っています。キャラクターが元々持っている個性はもちろん、アニメではハイレベルな作画によってさらに魅力を増しているため、気になる方には是非ともチェックしてほしい作品です。キャラクター達の性格や行動理由などにも注目しながら、魅力的なストーリーを楽しみましょう!
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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