蝶屋敷での静養で少しずつ傷が癒えてきた炭治郎たちは、機能回復訓練に挑みます。訓練には善逸や伊之助も前向きに取り組んでいましたが、同期の隊士・栗花落カナヲにどうしても勝てず挫折。それでもめげずに努力を続ける炭治郎は、全集中・常中という技の習得を蝶屋敷の女の子たちから勧められます。そして真面目に訓練に励む炭治郎に、胡蝶しのぶは夢である「鬼と仲良くする」という想いを託したいと告げるのでした。
本作の主人公で、水の呼吸を操る鬼殺隊の剣士。那田蜘蛛山で大きなケガを負い、蝶屋敷で静養後に機能回復訓練に臨んでいました。不断の努力を続け、ついに全集中・常中を会得します。
炭治郎の同期で胡蝶しのぶが育てる継子。すでに全集中・常中を会得しており、訓練に励む炭治郎たちの大きな壁として立ちはだかりました。ひた向きに努力を続ける炭治郎や仲間たちを見て、自分がまだ幼かったころの辛い経験を回想します。
蟲の呼吸を操る鬼殺隊最高位「柱」の1人。炭治郎達かまぼこ隊の成長を手助けし、温かく見守ります。炭治郎からヒノカミ神楽について知らないかを尋ねられますが……
蝶屋敷で全集中・常中の訓練に励む炭治郎。何度失敗しても諦めずに努力を続け、少しずつ成果が出始める炭治郎の姿を見て、善逸や伊之助も修行に戻ることを決意します。そしてしのぶから、炭治郎が行っている技が全集中・常中であることを教わる2人。炭治郎にやり方を聞きますが、説明が上手ではなく、全く理解不能です。そこへしのぶがやってきて伊之助と善逸、それぞれに合った方法で彼らのやる気を引き出し、かまぼこ隊の士気は上がったのでした。
一方そんな彼らを無表情で見つめるカナヲ。彼女は、自身の壮絶な過去を思い出していました。カナヲは、とても貧しい家庭の生まれ。親からは暴力受け、食事もろくに与えられませんでした。辛く悲しい生活を送るうちに、自分の中の何かが切れてしまったたカナヲは、それ以降何が起きても何も感じない子供になってしまいます。そして自分が身売りに出されても、無表情で買い主の後についていくのでした。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事