「愛を感じて」は、プライドランドを抜け出したナラが、ティモン・プンバァと共に自由に暮らしているシンバと再会したシーンで流れた曲です。アニメ版では、ティモン役の三ツ矢雄二とプンバァ役の小林アトムが最初と最後を歌い、メインの部分はシンバ役の宮本充とナラ役の華村リコが歌いました。
実写版では、ティモン役のミキ・亜生とプンバァ役の佐藤二朗、シンバ役の賀来賢人とナラ役の門山葉子が歌っています。
英語版の「Can You Feel The Love Tonight?」を歌ったのは、アニメ版ではティモン役のネイサン・レインとプンバァ役のアーニー・サベラ、シンバ役のジョセフ・ウィリアムズとナラ役のサリー・ドワーズキーです。
実写版では、ティモン役のビリー・アイクナーとプンバァ役のセス・ローゲン、シンバ役のドナルド・グローヴァーとナラ役のビヨンセが歌っています。
グラミー賞歌手コンビ、ドナルドとビヨンセの圧倒的な歌唱力に注目です。
「Never Too Late」は実写版『ライオンキング』のためにエルトン・ジョンが書き下ろしたオリジナル曲であり、エンドクレジット中に流れサントラにも収録されています。明るい雰囲気と前向きな歌詞のこの曲は、一度はプライドランドを出て回り道をしたシンバに対し「やり直しをするのに遅すぎることは無い」と元気づけるような歌です。シンバだけでなく、聴いている私たちも励まされる名曲といえるでしょう。
「Spirit」 は実写版『ライオンキング』のためにビヨンセが書いた曲であり、サウンドトラックにも収録されています。ゴスペルの雰囲気を取り入れた壮大な楽曲であり、MVはグランドキャニオンのハバス滝にて撮影されました。「君の運命は近くまで来ている」「立ち上がって戦え」などと、鼓舞するような歌詞が印象的でパワフルな曲です。
『ライオンキング』を「感動して泣いた初めてのディズニー映画」と語るビヨンセの、本作に対するリスペクトが感じられる1曲といえるでしょう。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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