「サークル・オブ・ライフ」は、物語の冒頭でプライドランドの王ムファサの元に次期国王となるシンバが生まれたシーンで流れる、ライオンキングのメインソングです。アニメ版では宮園ゆかりが歌っていますが、ズールー語(南アフリカ共和国の公用語)の部分は作曲家のレボ・Mが歌った英語版をそのまま活用しました。
実写版では菅井美話が歌っており、ズールー語の部分はアニメ版同様にレボ・Mが歌っています。
英語版「Circle Of Life」を歌っているのは、アニメ版ではカーメン・トゥイリ―、実写版ではリンディウェ・ムキゼです。ただし、日本語版と同様にズールー語の箇所はレボ・Mが、アニメ版・実写版ともに歌っています。
「生命の環」をテーマにして、果てしなく続いていく生命の営みについて歌う、オープニングソングにふさわしい壮大な一曲です。
「ハクナ・マタタ」は、プライドランドから追放され絶望の底にいるシンバとティモン・プンバァが出会った時に流れた曲です。
アニメ版ではティモン役の三ツ矢雄二とプンバァ役の小林アトムが歌っており、シンバは曲中で少年から青年に成長するため、歌声も中崎達也から宮本充にバトンタッチしています。
そして実写版では、ティモン役のミキ・亜生とプンバァ役の佐藤二朗、少年シンバ役の熊谷俊輝、青年シンバ役の賀来賢人が歌いました。
アニメの英語版「Hakuna Mtata」を歌ったのは、少年シンバ役のジェイソン・ウィーバーと青年シンバの歌を担当したジョセフ・ウィリアムズ、ティモン役のネイサン・レイン、プンバァ役のアーニー・サペラです。
実写版では、少年シンバ役のJD・マクラリーと青年シンバ役のドナルド・グローヴァー、ティモン訳のビリー・アイクナーとプンバァ役のセス・ローゲンが歌っています。
ハクナマタタとは、「くよくよするな」という意味です。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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