本作の主人公。ある日訪れた研究所でスーパースパイダーに噛まれたことをきっかけとして、スパイダーマンの能力に目覚めます。隣人のメアリー・ジェーンに密かな恋心を抱いているものの、なかなか言えずに片思いのままです。叔父の死をきっかけに、叔父の「大いなる力にいは大いなる責任が伴う」という言葉にしたがい、正義の味方になることを決意します。
<トビー・マグワイアの主な出演作>
華麗なるギャツビー(ニック・キャラウェイ役/2013年)
シービスケット(ジョニー・レッド・ポラード/2003年)
兵器会社「オズコープ」の社長で、ピーターの親友ハリーの父親。オズコープ社では身体能力増強剤の研究をしているが、軍の責任者から冷遇されて無茶な納期での実用化を求められ、自らを実験台としたところ副作用により暴走。これまでの人格とは別の人格を持ち、凶暴なモンスター「グリーンゴブリン」となってしまいます。
<ウィレム・デフォーの主な出演作>
ストリート・オブ・ファイヤー(レイヴェン役/1984年)
アビエイター(ローランド・スイート役/2004年)
ピーターの叔父。幼くして両親を亡くしたピーターを引き取り、育て上げました。ピーターの変化に気付き、「大いなる力には大いなる責任が伴う」との忠告をします。最後までピーターのことを心配するも、ピーターが逃がした強盗に撃たれて死亡。ベンの死はピーターに大きな影響を与え、後のスパイダーマン活動のきっかけになります。
<クリフ・ロバートソンの主な出演作>
エスケープ・フロム・L.A.(大統領役/1996年)
まごころを君に(チャーリー・ゴードン役/1968年)
ピーター家の隣に住む女性。ピーターから好意を向けられているが、そのことにまだ気づいていません。舞台女優になるのが目標であり、高校卒業と共に一人暮らしを始めてウェイトレスをしながら夢を追っています。ちなみに、作中での愛称はメアリー・ジェーンではなく、基本的に「MJ」です。
<キルスティン・ダンストの主な出演作>
インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(クローディア役/1994年)
マリー・アントワネット(マリー・アントワネット役/2006年)
本作ではスパイダーマンがまだスパイダーマンじゃない、平凡な高校生だったころから物語が始まります。
スパイダーマンはのちに様々な監督が映画化しますが、スパイダーマンの誕生から丁寧に描いているのはこのサムライミ版初代スパイダーマンだけです。
スーパースパイダーに噛まれた後、一夜にして完璧に変わるピーターの肉体は、ぜひとも見てほしい演出の1つでしょう。
本作のヴィランである「グリーン・ゴブリン」は非常に怖い表情のマスクを付けた凶暴な怪人です。しかし注目してほしいのはマスクではなく、その下の素顔。名優ウィレム・デフォーが演じるノーマン・オズボーンがゴブリンの人格に目覚めたときの表情は本当に恐ろしく、何度見ても圧倒されます。
元の人格とゴブリンの人格との表情の変化が本当にすごく、あっという間に引き込まれてしまうことでしょう。
初代『スパイダーマン』の名物として非常に有名なのが、スパイダーマン姿で逆さまになったピーターとヒロインMJのキスシーン。
「クモ男」ならではの逆さまキスという演出で、MJがマスクを脱がしていく姿などになんだかとてもドキドキさせられるキスシーンです。
まだ本作を見たことがない方なら、宙づり逆さまキスのためだけにも見てみる価値があるかもしれません。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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