本作の主人公。ニューヨーク決戦で倒した弟のロキを、アスガルドに連れて帰ります。父であるオーディンからアスガルドの王位を譲る打診を受けますが、ジェーンのことが忘れられず、どうしても乗り気にはなれません。恋心を抱いている地球人で天文学者のジェーンの異変を感じ、地球に向かいます
<クリス・ヘムズワースの主な出演作品>
パーフェクト・ゲッタウェイ(ケイル役/2009年)
キャビン(カート・ヴォーン役/2012年)
ダークエルフのリーダー。5,000年前に起きた惑星直列時にエーテルの力を利用することで世界を永遠の闇で覆うことを画策しましたが、オーディンの父ボーによって阻止され封印されていました。再び惑星直列の時期となったタイミングで復活し、ジェーンに宿っているエーテルを使って再び全宇宙の破壊に乗り出します。
<クリストファー・エクルストンの主な出演作品>
28日後…(ヘンリー・ウエスト少佐役/2002年)
G.I.ジョー(デストロ役/2009年)
天文物理学者。前作『マイティ・ソー』でソーと恋愛関係となり、神の国に帰ったソーを待ち続けていました。ロンドンで重力異常が発生していると聞き調査に向かいますが、重力以上の原因だったエーテルを体内に取り込んでしまいます。心配してやってきたソーとの再会を果たしますが、エーテルを手に入れようとするマキレスに狙われることに。
<ナタリー・ポートマンの主な出演作品>
クローサー(アリス役/2004年)
Vフォー・ヴェンデッタ(イヴィー・ハモンド役/2006年)
ソーの弟。アズガルドの乗っ取りや地球の侵略を企てるも、ソーやアベンジャーズの活躍によって阻止されています。嘘や幻覚によって相手をだますことを得意としており、本作でもキャプテン・アメリカの姿に化けるなど、油断ならない人物です。ソーを裏切ったかに見せて実は協力しているなど、「敵か味方か…」とハラハラさせてくれます。
<トム・ヒドルストンの主な出演作品>
ミッドナイト・イン・パリ(F・スコット・フィッツジェラルド役/2011年)
ザ・マペッツ2/ワールドツアー(グレート・エスカポ役/2014年)
本作では、ソーの弟でもあり宿敵でもあるロキが、持ち前のずる賢さをフルに活かして暴れまわってくれます。物語冒頭のロキはあくまでもアスガルドや地球を混乱に陥れた囚人として登場しますが、途中からはソーに協力することに。しかし協力している最中も、本当に味方なのかそれとも敵なのかがハッキリ分からず、終始ロキらしさを全開にして物語を引っかき回してくれます。
本作に登場する重要アイテムが、強力な力を持つインフィニティ・ストーン「エーテル」です。エーテルはまずロンドンの重力異常を引き起こし、調査に来たジェーンの体内に吸収されます。エーテルは物質を暗黒物質へ転換する力を持ち、生物に寄生して生命力を奪うのです。どんどん弱っていくジェーンの姿に、エーテルの恐ろしさを感じさせられます。MCUシリーズのキーアイテムでもある、インフィニティ・ストーンの登場には注目です。
本作のラストバトルでは惑星直列によって引き起こされた重力変動のせいで、9つの世界にある境界線があいまいになっています。そのため、異世界同士を行き来できるようになっているのです。ソーとマキレスが殴りあうたびにお互いが別の世界に吹っ飛ばされ合う、目まぐるしくて豪快な演出は迫力満点です。『マイティ・ソー』シリーズならではの異次元を巻き込んだ壮絶バトルは、ファンならずとも必見でしょう。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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