本作の主人公。不時着した惑星で実の父である天界人のエゴと出会い、自分に神の能力があることを知らされました。しかしエゴが実の母を殺した事実や宇宙の支配を目的として自分を利用しようとしていたことを知り、エゴの星を破壊することを決意します。
<クリス・プラットの主な出演作品>
ジュラシック・ワールド/炎の王国(オーウェン・グレイディ役/2018年)
ビリー・ザ・キッド 孤高のアウトロー(グラント・カットラー役/2019年)
クイルの実父で天界人。元々脳だけの存在でしたが、分子を操ることで少しずつ大きくなり現在では1つの星になっています。分身として人体を創り出し、様々な星に自分の子孫を残していました。クイルにも自分と同じ天界人の力があると知り、一緒に宇宙征服をしようと持ちかけます。
<カート・ラッセルの主な出演作品>
ニューヨーク1997(スネーク・プリスキン役/1981年)
遊星からの物体X(R.J.マクレディ役/1982年)
エゴの身の回りの世話をしている、頭部の触角が印象的な色白の宇宙人。武術の達人で、他人の感情を読み取り、わずかではありますが感情を操る「エンパシー」という特殊能力を持ちます。エゴ以外の人と接した経験が無かったため、ガーディアンズと初めて対面した際には上手く笑顔が作れませんでした。
<ポム・クレメンティエフの主な出演作品>
オールド・ボーイ(ヘン・ボク役)
イングリッドーネットストーカーの女ー(ハーリー・チュン役)
クイルの育ての親で、宇宙海賊「ラベジャーズ」の船長。本作では、ソヴリン星人の依頼でガーディアンズを捕えに向かいます。しかし、クインに対する態度の甘さに腹を立てた手下が反乱を起こし、ガーディアンズのメンバーであるロケットと共に捕えられてしまうことに。
<マイケル・ルーカーの主な出演作品>
ミシシッピー・バーニング(フランク・ベイリー役/1988年)
ボーン・コレクター(ハワード・チェイニー役/1999年)
本作には前作で皆を助けるために力を使い果たして小さくなった「ベビー・クルート」が登場し、とても可愛い活躍を見せてくれます。作中の様々な場面に丁度良いタイミングで登場するグルートは、少しシリアスな本作のストーリーにおける癒しです。特にベビー・グルートが本作の序盤で披露してくれるダンスは見ているだけで楽しく、なんだか穏やかな気持ちにしてくれます。
本作のテーマとも言えるのが、クインと家族との絆でしょう。実の父だと名乗る天界人エゴはクインと心を通わせますが、実は母親を殺した張本人でした。また、育ての父であるヨンドゥは宇宙海賊であり間違いなく悪党の1人なのですが、クインをピンチから救うために自らの命を犠牲します。2人の父親の間で揺れ動いていくクイルの心情に注目しながら見れば、本作をより楽しむことができるでしょう。
本作には、挿入歌はもちろんそれ以外にも様々な80年代ネタ・テイスト(通称イースターエッグ)が散りばめられています。80年代の大ヒットドラマ『ナイトライダー』やその出演俳優であるハッセルホフの話題、クイルが何気なく持っているマテルエレクトロ二クスの携帯ゲームなど、数えあげればきりがありません。イースターエッグを探しながら見てみるのも、本作の楽しみ方の1つでしょう。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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