本作の主人公で、ジェダイの血を引く青年。勇敢ではありますがまだまだ思慮深さが足りず、本作では感情で行動をしてしまう未熟な面が目立ちました。マスター・ヨーダの元でフォースの修行を受けますが、仲間の危機をフォースで感じ取って中断。助けに向かった先でダース・ベイダーと対峙するものの、全く歯が立ちませんでした。
<マーク・ハミルの主な出演作品>
キングスマン(アーノルド教授役/2014年)
ハミルトン(マイク・ホーキンス役/1998年)
帝国軍を指揮する、シスの右腕。黒いマスクが印象的で、非常に強いフォースの力を持っています。以前は優秀なジェダイだったにもかかわらず、ダークサイドに堕ちてしまいました。ルークの父を殺したと言われていましたが、本作の終盤で、実は彼こそがルークの父であることが判明します。
<デビッド・プラウズの主な出演作品>
007 カジノ・ロワイヤル(クレジットなし/1967年)
続・恐竜の島(処刑人役/1977年)
最後のジェダイマスター。帝国軍からの襲撃を避けるために、惑星ダゴバで隠遁生活を送っています。教えを乞うルークに対し始めは否定的な態度をとるものの、オビ=ワンの口添えもあってルークにフォースを教えることを決めました。とても強いフォースを持っており、沼に沈んだXウィングファイターをフォースで引き揚げ、ルークを驚かせます。
<フランク・オズの主な出演作品>
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(アラン・スティーヴンス役/2019年)
イノセント・ブラッド(検視官役/1992年)
密輸業者。ミレニアム・ファルコン号を操り、反乱軍に強力しています。裏の世界の大物ジャバ・ザ・ハットに借金を返さなければなりませんが、反乱軍に協力したことで返済が遅れていました。今までそっけない態度を取られていたレイアに告白をしますが、カーボン凍結によって冷凍保存されてしまいます。
<ハリソン・フォードの主な出演作品>
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(インディアナ・ジョーンズ役/1984年)
モスキート・コースト(アリー・フォックス役/1986年)
本作には名シーンと呼ばれるシーンが多々ありますが、その中でもまず、ヨーダとルークがフォースの修行をするシーンは欠かせません。
伝説のジェダイ・ヨーダが姿を現すのは本作が初めてであり、その異様さや怪しさは当時初めて映画を見た人にとっては非常に不気味な存在だったことでしょう。
しかしこの緑色の老人ヨーダは非常に強いフォースと思慮深さを持っており、まだ未熟で無鉄砲なルークを導いていくのです。
本作はクリフハンガー(最後まで見ても物語が完結せず、未解決のまま続編に続く)の手法が活用された映画として有名です。現在でこそ一般的にも浸透している手法ですが、当時は映画に取り入れられることはまれであり、非常に話題となりました。本作単体でも非常にクオリティの高い映画だと言えますが、「次回作が待ちきれない!」と思わせる終わらせ方も秀逸だと言えるでしょう。
本作のハイライトは、何と言っても初めて対面するルークとダース・ベイダーとの戦いでしょう。ルークはダース・ベイダーが自分の父親の仇だと思い向かっていきますが、ダークサイドの強大なフォースを使いこなすダース・ベイダーになす術もなく倒されてしまいます。そしてダース・ベイダーの口からラストに明かされる意外な事実には、ルークだけでなく見ている私たちも衝撃を受けること必至です。
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DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
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Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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