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2022.06.16更新

『ヱヴァンゲリオン』初号機驚きの正体とは?物語の鍵を握る初号機の正体に迫る。

圧倒的なカッコよさと不気味さを兼ね備えた人造人間、エヴァンゲリオン初号機。ここでは物語の重要なカギとなる役割を担う『エヴァンゲリオン』初号機の特徴や、正体などを徹底解説します。

子を想う親の気持ち?!初号機はなんども暴走を繰り返している

初号機が特別なエヴァであることは、度々見せる暴走からも感じることができます。初号機は、パイロットのシンジがピンチに陥ると暴走。どんな状態からでも脅威的な能力を発揮して使徒を殲滅します。ケガを負った部分を自己再生し、A.T.フィールドを侵食して戦う姿は人造人間の枠を超えていると言えるでしょう。初号機のコアであるユイの、我が子シンジを想う気持ちが暴走を引き起こしているのかもしれません。

シンジの思いに呼応し、覚醒

度々暴走を続ける初号機は、新劇場版『破』のクライマックスでついにシンジの綾波レイを助けたいという想いに呼応し、覚醒します。覚醒することで初号機は神に近い状態になり、圧倒的な力を持った使徒を簡単に吹き飛ばしました。覚醒状態は暴走時とは異なり、野蛮な印象は消えてより神々しい雰囲気を身にまとって描かれています。そして初号機が覚醒することで、物語は急展開していくのです。

衝撃のシーン!使徒を捕食した初号機

テレビシリーズの初号機は覚醒後、自らが倒した第14使徒ゼルエルを、なんとその場で食べてしまいます。そして永久にエネルギーを供給し続けるS2機関を体内に吸収。初号機はS2機関を取り込むことで「生命の実」を取り込み、元々持っていた「知恵の実」と合わせることで神に近い存在になるのです。それ以降初号機にはバッテリーが不要になり、ケーブルを外したままでも活動可能になりました。エヴァが使徒を捕食する衝撃的なシーンは、ぜひともチェックしておきたいシーンの1つです。

旧劇場版では、初号機が人類補完計画の引き金に

旧劇場版では、初号機が人類補完計画の引き金になりました。人類補完計画とは、個々では不完全な存在にすぎない人類を1つの個体にし、完璧な存在へと進化させる計画のことです。ゼーレの陰謀によって初号機は地球の軌道上に存在していたロンギヌスの槍を召喚し、サード・インパクトを引き起こします。しかし新たに生まれた世界を拒んだシンジにより、人類補完計画は失敗に終わるのでした。

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