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2022.06.16更新

『エヴァンゲリオン』使徒全18種一覧 それぞれの登場作品は?エピソードも紹介

1995年にTVアニメシリーズが開始されて以降、多くのファンから愛され続けている『エヴァンゲリオン』シリーズ。ここでは『エヴァンゲリオン』シリーズに登場する個性豊かな謎の生命体「使徒」を18種類、一挙にご紹介します。

第13使徒バルディエル

第13使徒バルディエルは、粘菌状の身体を持った使徒です。松代での起動実験をするためにネルフのアメリカ支部から持ち込まれた参号機に寄生し、乗っ取りました。ネルフはその事実を知らないまま鈴原トウジをパイロットに選抜しますが、起動実験中に爆発して使徒が覚醒します。バルディエルが寄生した参号機は零号機と弐号機を簡単に撃破。

残された初号機は、参号機に人が乗っていると知って戦闘に消極的でした。しかし最終的にはダミープラグによって暴走状態にされた初号機により、バルディエルは参号機ごと撃破されます。

バルディエルは、キリスト教の教えでは霞を司る天使です。

第14使徒ゼルエル

第14使徒ゼルエルは圧倒的な強さを誇り、作中で最強とも言われている使徒です。高い攻撃性を持つ第5使徒ラミエルが十数時間もかかった地表の装甲を、ゼルエルは一瞬で融解させました。零号機と弐号機をいとも簡単に倒し、ゼルエルはネルフ本部の指令室まで到達。迎え撃った初号機も追い詰めますが、最終的には暴走した初号機に倒され、捕食されてしまいました。初号機はゼルエルを捕食することでS2機関を取り込み、永久的に自立・活動ができる様になっています。

ゼルエルは、キリスト教の教えで力を象徴する天使です。

第15使徒アラエル

第15使徒アラエルは、光を放つ鳥のような姿を持った使徒です。衛星軌道上に出現し、物理攻撃ではなく光線を放って人間の精神に干渉します。大気圏外に出現したため弐号機のライフルが届かず、逆にパイロットであるアスカが精神汚染攻撃を受けてしまいました。最終的には、零号機がロンギヌスの槍を投げつけることで、アラエルを撃破しています。アラエルに向かって投げられたロンギヌスの槍はそのまま月に刺さり、回収できなくなりました。

アラエルは、キリスト教の教えで鳥を司る天使です。

第16使徒アルミサエル

第16使徒アルミサエルは、光る二重螺旋状の身体を持った使徒です。応戦した零号機に対しコアの部分から侵食し、融合を図りました。そして精神世界の綾波レイとコミュニケーションをしようとします。アルミサエルは零号機を助けに来た初号機も取り込もうとしますが、最終的には零号機の自爆によって撃破されました。

アルミサエルは、キリスト教の教えでは子宮を司る天使です。アルミサエルが初号機を取り込もうとしたのは、レイがシンジと1つになりたいと思ったからであることが、レイ自身の口から語られています。

第17使徒ダブリス

第17使徒ダブリスは、フィフス・チルドレンである渚カヲルです。ダブリスは人工的に作られた器にアダムの魂を入れられた使徒であり、ゼーレの企みによってネルフに送り込まれました。アダムの魂を宿しているため、初号機以外のエヴァであれば搭乗しなくても動かすことができます。ダブリスはアダムの肉体と接触するためにセントラルドグマへ侵入しますが、そこにいたのは第2使徒リリスでした。ゼーレに騙されていたことをすぐに理解したダブリスは、その場でシンジの手によって死ぬことを選択します。

キリスト教の教えでは、ダブリスは自由意思を司る天使です。

第18使徒リリン

第18使徒リリンの正体は、本編では直接的に語られていません。しかしリリンとは、人類(正確には地球上に存在する、使徒以外の生命体)を表すものだと考えられています。リリンは第2使徒リリスから生み出された存在であり、彼女から「知恵の実」を与えられました。元々地球では第1使徒アダムと彼が生み出した使徒たちが繁栄するはずでしたが、リリスが落下したことでファースト・インパクトが発生。アダムたちは眠りにつき、リリンである人類が、代わりに繁栄することになったのです。

リリンとは旧約聖書における、リリスとルシファーから生み出された悪魔の子を意味しています。

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