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2022.06.16更新

『エヴァンゲリオン』使徒全18種一覧 それぞれの登場作品は?エピソードも紹介

1995年にTVアニメシリーズが開始されて以降、多くのファンから愛され続けている『エヴァンゲリオン』シリーズ。ここでは『エヴァンゲリオン』シリーズに登場する個性豊かな謎の生命体「使徒」を18種類、一挙にご紹介します。

第7使徒イスラフェル

第7使徒イスラフェルは、頭部を持たない二足歩行型の使徒です。紀伊半島沖に出現し、二号機が独断専行で攻撃をしたところ2つに分裂。初号機と弐号機は吹き飛ばされてしまいます。

高い自己再生能力を持つため2体のうち片方を撃破してもすぐに再生してしまうため、初号機と弐号機は7日間の特訓によってユニゾン攻撃を身につけます。そして再戦時は、わずか62秒で撃破しました。

イスラフェルは、イスラム教の教えで音楽を司る天使です。ユニゾン攻撃を身につけるための訓練としてシンジとアスカは共同生活をしており、本エピソードは人気エピソードの1つになっています。

第8使徒サンダルフォン

第8使徒サンダルフォンは、浅間山火口付近にてさなぎの状態で発見されました。ネルフはさなぎ状態のサンダルフォンを捕獲しようとしますが、作戦途中で羽化してしまいます。

そのため捕獲から殲滅に作戦が切り替えられ、マグマの中を自由に泳ぎ回るサンダルフォンと弐号機が闘いました。最後は熱膨張の原理を利用し、膨張したサンダルフォンに冷却液を注ぐことでダメージを与え、コア破壊に成功しています。

サンダルフォンは、キリスト教の教えでは胎児を意味する天使です。

第9使徒マトリエル

第9使徒マトリエルは球体の胴体に長い足が付いた、蜘蛛のような姿をした使徒です。胴体の底面にある目から強力な溶解液を出し、ネルフ本部の上から本部の装甲を溶かして内部への侵入を試みました。マトリエル襲来時には何者かによる妨害工作で第三新東京全域が停電状態でしたが、ネルフは人力で3体のエヴァンゲリオンを出撃させています。

マトリエルは、キリスト教の教えでは雨を司る天使です。3体(初号機・零号機・弐号機)のエヴァが連携して使徒と戦ったのは、本エピソードが初でした。

第10使徒サハクィエル

第10サハクィエルは、アメーバのような姿を持つ作中で最も巨大な使徒です。衛星軌道上に出現し、A.T.フィールドを展開して自分の身体の一部を落とすことで地上に攻撃を仕掛けます。最終的には本体も落下して特攻を仕掛けてきましたが、エヴァ3機によって受け止められて弐号機のプログレッシブ・ナイフによってコアを破壊されました。サハクィエルは、A.T.フィールドを防御でなく攻撃に利用した最初の例です。

サハクィエルはキリスト教の教えで空を意味する天使とされています。

第11使徒イロウル

第11使徒イロウルは、サハクィエルとは打って変わって、作中最小サイズの使徒です。微生物のような小さな体によってMAGIシステム(ネルフの頭脳であるメインコンピューター)に侵入しました。オゾンが弱点だと分かり何とか増殖を抑えようとしますが、イロウルはオゾンを克服。3つあるMAGIシステムの内メルキオールとバルタザールを乗っ取ります。MAGIの開発者赤木ナオコは、MAGIの3システムに自分の思考パターンを移植しました。メルキオールには彼女の科学者としての、バルタザールには母としての、そして残されたカスパーには女としての思考パターンが移植されています。最終的には、赤木リツ子が自滅促進プログラムを投与したことで殲滅されました。

イロウルは、キリスト教の教えで恐怖を司る天使です。

第12使徒レリエル

第12使徒レリエルは、白黒の縞を持った球体を操る使徒です。当初は球体が本体だとおもわれ初号機による攻撃を行いますが、実は球体の下にある影が本体だったため、攻撃はことごとく通り抜けてしまいました。初号機は影に飲み込まれてしまい、影の中にある無限空間をさまよいます。誰もがシンジの生還を諦めかけますが、最終的には暴走した初号機が影の中から球体を引き裂いて脱出。レリエルはそのまま撃破されました。

レリエルはキリスト教の教えで夜を司る天使です。レリエルは取り込んだシンジから言語能力を獲得し、コミュニケーションをとることを目的にしていました。