『エヴァンゲリオン』惣流/式波アスカ・ラングレー徹底解説。精神汚染の経緯や衝撃シーン/名ゼリフなどまとめ。

高慢な性格とその裏側にある弱さの二面性が多くのファンに支持されているアスカ。ここでは『新世紀エヴァンゲリオン』惣流/式波・アスカ・ラングレー(そうりゅう/しきなみ あすか らんぐれー)のプロフィールや、名言などを紹介します。

惣流/式波・アスカ・ラングレー(そうりゅう/しきなみ あすか らんぐれー)とは?

ドイツ人と日本人のクォーター(ドイツ3:日本1)でアメリカ国籍の、赤みがかった茶髪を持つ容姿端麗な帰国子女です。エヴァンゲリオン弐号機のパイロットであり、幼い頃から英才教育を受けています。

とても勝ち気でプライドが高く、負けず嫌いでキツい性格の持ち主です。幼い頃に母が精神崩壊をしてしまい、娘であるアスカを認識することができないまま亡くなってしまいました。そのためアスカは、他人に認められることでしか自己の存在価値を見い出せなくなっています。

TVアニメ版では彼女の苗字は「惣流」ですが、新劇場版では「式波」に変更されており、名字だけでなく性格や作中での運命など様々な変更がなされました。

母が原因?アスカの勝気な性格はトラウマからきていた

アスカと言えばとても勝ち気でプライドの高い性格で有名ですが、その原因は幼少期のトラウマからきていると考えられています。

アスカの母キョウコ・ツェッペリンは、ネルフの研究者でした。しかし接触実験という、魂をエヴァに定着させる実験に失敗し、キョウコは精神崩壊。人形を我が娘アスカだと思い込んで、そのまま最後は首を吊って死んでしまいました。

母親に認識されなかったことでアスカは深い心の傷を負い、他人から認められることでしか自分の存在価値を見い出せなくなっていくのです。そしてアスカは自分の心を保つために、周囲に強気な態度をとるようになりました。

ちなみに、新劇場版でのアスカには母親のトラウマ設定は無くなっており、生い立ちに関する詳細は不明になっています。

とても優秀なエヴァパイロット、アスカ

アスカはただ気が強いだけではなく、エヴァのパイロットとして非常に優秀です。

彼女はエヴァのパイロットとして幼少期から訓練を重ねた、日本語とドイツ語のバイリンガル。大学も14歳にして飛び級で卒業しています。実際に当初はシンクロ率がエヴァパイロットの中でもトップであり、使徒との闘いでも弐号機を自在に操って戦っていました。

これらの設定・描写を踏まえると、母親に認められるため、母が亡くなった後は周囲の人達に認めてもらうために、アスカが独りで必死に努力してきたことがうかがえるでしょう。

勝気な部分が目立ってしまいがちなアスカですが、基本的には健気に一生懸命生きてきた努力の人なのです。

アスカは徐々に自分の存在価値を疑い出し、精神汚染によってボロボロに

精一杯に努力をつづけ、高慢な態度をとることで自分を保ってきたアスカですが、物語の進行と共に少しずつ自分の存在価値を疑い出します。

まず、シンジがエヴァのパイロットとして急成長し、シンクロ率で抜かれてしまうことに。そして自分が完敗した第14使徒ゼルエルをシンジが倒したことで、さらに落ち込んでしまいます。そして第15使徒アラエルから精神汚染を受けて、アスカの精神はボロボロになってしまうのです。

精神崩壊後のアスカは以前の勝気な様子が嘘のようにヤツれきってしまい、うわごとをつぶやき続けるようになってしまいました。

なお、新劇場版のアスカもやはり2作目の『破』で精神汚染されてしまいますが、続編である『Q』では見事に回復しています。