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2022.06.16更新

『エヴァンゲリオン』惣流/式波アスカ・ラングレー徹底解説。精神汚染の経緯や衝撃シーン/名ゼリフなどまとめ。

高慢な性格とその裏側にある弱さの二面性が多くのファンに支持されているアスカ。ここでは『新世紀エヴァンゲリオン』惣流/式波・アスカ・ラングレー(そうりゅう/しきなみ あすか らんぐれー)のプロフィールや、名言などを紹介します。

惣流と式波の違いは何?

TVアニメ・旧劇場版の惣流・アスカ・ラングレーと、新劇場版の式波・アスカ・ラングレーには、名前以外にも様々な違いがあります。

TVアニメ版のアスカは幼少期のトラウマからとても勝気な態度をとりながらも、社交性の高い少女でした。しかし、新劇場版のアスカには生い立ちの設定がなくなっているためか、勝ち気ではあるもののよりクールな性格に変わっています。

また、TVアニメ版のアスカは加地リョウジに恋心を抱いていましたが、新劇場版では特にそのような描写はありません。

そして最も大きな違いは、精神汚染後の流れでしょう。TVアニメ版では先程のとおり廃人と化してしまいますが、新劇場版では回復してパワフルに弐号機を操っているのです。

惣流と式波、アスカの名前の由来は?

アスカの苗字である「惣流」と「式波」はどこからきているのでしょうか?

まず「惣流」は、日本海軍第二航空戦隊の母艦「蒼龍」がモチーフになっていると考えられています。

そして「式波」は、海上自衛隊のあやなみ型護衛艦「しきなみ」がモデルです。

同じ護衛艦には「あやなみ」と「まきなみ」があり、新劇場版では女性パイロット達の名字を護衛艦の名前に揃えることにしたと監督の庵野秀明も語っていました。TVアニメ版と新劇場版とではキャラ設定が異なるため、苗字も変更するに至ったそうです。

また、「アスカ」は海上自衛隊の実験艦「あすか」が、「ラングレー」はアメリカ海軍の空母艦「ラングレー」が由来だと言われています。

『新劇場版:Q』のアスカはもう、人ではない?

『新劇場版:Q』のアスカは既に人間ではないとの説がインターネット上でささやかれています。

『新劇場版:破』で使徒に浸食されたことによって初号機に重傷を負わされたアスカは、『新劇場版:Q』で復活しました。しかし以前と服装が異なり、左目には黒い眼帯を付けています。

眼帯はケガを隠すためのものだと思えますが、作中で2度、光を放つ描写がありました。

そしてその光の形が『新劇場版:破』に出てきた「使徒封印用呪詛文様」と似ているため、「Qのアスカは人間ではなく使徒なのでは?」と噂されているのです。

また、『新劇場版:Q』では、アスカが人類のことを「リリン」と呼ぶシーンがあります。これは使徒である渚カヲルが人類を呼ぶ時と同じであり、アスカがもう人間ではないことを暗示しているのかもしれません。

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