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2022.06.16更新

『エヴァンゲリオン』惣流/式波アスカ・ラングレー徹底解説。精神汚染の経緯や衝撃シーン/名ゼリフなどまとめ。

高慢な性格とその裏側にある弱さの二面性が多くのファンに支持されているアスカ。ここでは『新世紀エヴァンゲリオン』惣流/式波・アスカ・ラングレー(そうりゅう/しきなみ あすか らんぐれー)のプロフィールや、名言などを紹介します。

『エヴァンゲリオン』惣流/式波・アスカ・ラングレー(そうりゅう/しきなみ あすか らんぐれー)の名言

「あんた、バカぁ?」

アスカの名言として最も有名な一言であり、TVアニメ版の作中では何度もくり返しシンジに対して使われている、彼女の代名詞とも言えるような一言です。彼女の自己中心的で勝ち気な性格を端的に表している、魅力的な名言だと言えるでしょう。また、シンジに対して素直になれない様子も少し感じることができる、エヴァンゲリオンシリーズ全体を通じても印象的な名セリフです。

「凄い、素晴らしい、強い、強過ぎる、あぁ、無敵のシンジ様。」

エヴァのテストでアスカがシンジに抜かれてしまった際に発したセリフです。エヴァに乗って他人に認められることでしか、自分の存在価値を感じられないアスカ。しかしその唯一の心の支えがシンジによって揺らがされてしまい、動揺を隠しきれない様子が表現されています。そしてここからアスカは徐々に心の弱さを露呈してしまい、最終的には精神汚染によってボロボロになってしまうのです。

「気持ち悪い」

旧劇場版『Air/まごころを、君に』のラストで、シンジとアスカが元の世界に帰還した際に発したセリフです。自分を殺そうとしているシンジを受け入れたにもかかわらず、首を絞める手を緩めてしまったシンジに向けて、吐き捨てるように言い放ちました。この一言については様々な考察がなされており、衝撃のラストシーンと共にファンにとっては非常に印象深いセリフの1つになっています。

『エヴァンゲリオン』惣流/式波・アスカ・ラングレー(そうりゅう/しきなみ あすか らんぐれー)の声優をご紹介

 宮村 優子(みやむら ゆうこ)

内に秘めた弱さを必死に隠し、強い自分を作り上げてきたアスカを演じているのは、声優の宮村優子(みやむら ゆうこ)です。彼女は桐朋学園短期大学を卒業後に日本ナレーション演技研究時に入所し、ゲーム『拳聖土竜』で声優デビュ―しました。アスカ役の他にも『名探偵コナン』の遠山和葉役などで知られています。本作のオーディションでは元々綾波レイ役を受けに来たと本人が語っており、レイのオーディション中にアスカ役も受けることを打診されたそうです。