アスカの名言として最も有名な一言であり、TVアニメ版の作中では何度もくり返しシンジに対して使われている、彼女の代名詞とも言えるような一言です。彼女の自己中心的で勝ち気な性格を端的に表している、魅力的な名言だと言えるでしょう。また、シンジに対して素直になれない様子も少し感じることができる、エヴァンゲリオンシリーズ全体を通じても印象的な名セリフです。
エヴァのテストでアスカがシンジに抜かれてしまった際に発したセリフです。エヴァに乗って他人に認められることでしか、自分の存在価値を感じられないアスカ。しかしその唯一の心の支えがシンジによって揺らがされてしまい、動揺を隠しきれない様子が表現されています。そしてここからアスカは徐々に心の弱さを露呈してしまい、最終的には精神汚染によってボロボロになってしまうのです。
旧劇場版『Air/まごころを、君に』のラストで、シンジとアスカが元の世界に帰還した際に発したセリフです。自分を殺そうとしているシンジを受け入れたにもかかわらず、首を絞める手を緩めてしまったシンジに向けて、吐き捨てるように言い放ちました。この一言については様々な考察がなされており、衝撃のラストシーンと共にファンにとっては非常に印象深いセリフの1つになっています。
内に秘めた弱さを必死に隠し、強い自分を作り上げてきたアスカを演じているのは、声優の宮村優子(みやむら ゆうこ)です。彼女は桐朋学園短期大学を卒業後に日本ナレーション演技研究時に入所し、ゲーム『拳聖土竜』で声優デビュ―しました。アスカ役の他にも『名探偵コナン』の遠山和葉役などで知られています。本作のオーディションでは元々綾波レイ役を受けに来たと本人が語っており、レイのオーディション中にアスカ役も受けることを打診されたそうです。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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