メリオダスが扱う神器は、「魔剣ロストヴェイン」です。ロストヴェインにはドラゴンの紋章が刻まれており、中心には5つの穴が開いています。メリオダスはロストヴェインを使うことで、自分の闘級の半分を与えた分身を造り出すことが可能です。
ロストヴェインは後ほど紹介するメリオダスの技との相性も良く大切な神器なのですが、何と物語の序盤で売り飛ばしてしまっていました。物語冒頭よりメリオダスが切り盛りしていた「豚の帽子亭」の開業資金を作ることが目的だったのです。
序盤ではロストヴェインがない状態で戦いをつづけますが、七つの大罪の1人マーリンと再会した時に、彼女が買い戻してくれていたことが発覚。無事メリオダスの手元に帰ってくることとなりました。
メリオダスは作中でも、とても強いキャラとして描かれています。闘級は序盤で3370(魔力400・武力900・気力2010)、魔神の力を使用した場合は4400、暴走した時は1万以上と設定されており、作中でも屈指の強者なのです(ちなみに、現聖騎士長ハウザーが2350で、初期のバンが3220です)。さらに、物語が進展するにしたがって、闘級はどんどん上昇しています。
相手から受けた攻撃魔力を倍以上の威力で返す「全反撃(フルカウンター)」やあらゆる攻撃を消す「カウンター・ヴァ二ッシュ」等を駆使し、トリッキーに闘うキャラです。
また、魔神化した後には魔力による炎「獄炎(ヘルブレイズ)」を使って戦います。
十戒の現リーダーであるゼルドリスとメリオダスは非常によく似ており、その関係については大きな注目を集めていました。そして物語が進み、実はメリオダスとゼルドリスは兄弟でだったと明かされるのです。
3000年前の聖戦時には強い兄メリオダスのことを尊敬していたゼルドリス。当時の彼にはゲルダという吸血鬼の恋人がおり、種族違いの恋についてメリオダスに相談しようとしていました。しかしそんな中でメリオダスは女神族のエリザベスと恋に落ちて魔神族に反旗を翻してしまうのです。
メリオダスがいなくなったことで魔神王の後継者としての役割はゼルドリスに回ってきてしまい、結局ゲルダのことは我慢し続けるしかなくなってしまいます。
そのためにゼルドリスは、メリオダスを憎んでいるのです。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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