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2023.12.20更新

『七つの大罪』アーサー・ペンドラゴンは混沌の王!?名言やキャス、マーリンとの関係もご紹介!

アーサー・ペンドラゴンは、アニメ/漫画『七つの大罪』の登場キャラクターです。ここではアーサーのプロフィールや、正体、キャスとの関係などを紹介します。

『七つの大罪』アーサーの復活と覚醒!正体は「混沌」の王

十戒の前に倒れたアーサーは、もう物語には登場しないとも考えられていました。しかし七つの大罪と魔神王との闘いが終わった後、マーリンによってアーサーは復活します。魔神王との闘いによって湖に蓄えられた大量の魔力を使い、聖剣の力によって彼は生き返ったのです。

アーサーは復活直後こそ暴走してしまいましたが、マーリンによって落ち着きを取り戻します。そしてマーリンの口から、アーサーが「混沌」の王であることが知らされるのです。混沌とは世界そのものを生み出した存在であり、魔神王や最高神ですら混沌から生み出されました。アーサーが持つ真の役割は、混沌を率いてブリタニアを新たな世界に導くことだったのです。

『七つの大罪』謎の猫キャス…ついに明かされた驚愕の正体!

アーサーに関わる謎の1つが、彼の頭に乗って付いて回っていた、謎の猫キャスです。キャスは初めて登場した段階では言葉を話せなかったものの、アーサーの成長と共に言葉を話すようになります。また、物語の中盤では、アーサーの守護神である様な描写がなされていました。

しかしキャスは、混沌の王として目覚めたアーサーを見て、本性を現します。キャスの正体は、かつて自らが混沌の王になるために力を求め、混沌に戦いを仕掛けた暴君キャス・パリーグだったのです。

キャス・パリーグは、アーサーの片腕をかみちぎり、食べてしまいます。混沌に覚醒したアーサーを捕食し、自分が混沌の王に成り代わることを、彼は目論んでいるのです。

『七つの大罪』マーリンはどうしてアーサーを導いた?

本作におけるアーサーの成長を語るうえで、マリーンと彼との関係は無視できないでしょう。

マリーンは七つの大罪がリオネス王国転覆の疑いによって散り散りになった後、アーサーを見つけだしてキャメロット王国で彼の側近になっています。マーリンはブリタニアを率いる王としてアーサーを導いたというのが、表向きのストーリーです。しかしその裏には、マーリンのある想いがありました。

3000年以上前、マーリンはメリオダスに恋をしましたが、彼はエリザベスと恋に落ちてしまいます。マーリンはエリザベスのことも慕っており、彼らの中を引き裂くことができません。そして心に大きな穴が開いてしまったマーリンは、混沌を生み出すことを目的として生きることで、辛い思いを忘れようとするのです。