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2023.12.20更新

『僕のヒーローアカデミア』(ヒロアカ)死柄木弔(しがらきとむら)はどんなキャラ?悲しい過去についてや個性、名言も紹介します!

『僕のヒーローアカデミア』(ヒロアカ)で主人公・緑谷出久たちと対立する組織・敵(ヴィラン)連合のリーダーである死柄木弔(しがらきとむら)について紹介します。 ヒーローやその象徴とも呼ばれるオールマイトを強く嫌い、ゲーム感覚で相手を痛めつけることに楽しみを見出す陰険な性格が特徴的なキャラクターです。 今回は、死柄木弔(しがらきとむら)の性格・過去・個性、必殺技や名言など、幅広く紹介していいきます!

『僕のヒーローアカデミア』(ヒロアカ)死柄木弔(しがらきとむら)とはどんなキャラクター?

死柄木弔(しがらきとむら)は、敵(ヴィラン)連合に属するヒーローに敵対するキャラクターであり、他のメンバーを率いるリーダー的な存在です。指全体で触れたものを全て崩壊させる強力な個性を持っています。人・物を問わず崩壊させることができ、ブロックや障害物はもちろん、人間や雄英高校の特性シェルターなども崩壊できます。
当初は5本の指全てで触れたものにしか個性を発動できず、また本人の意思と関係なく触れたもの全て崩壊させてしまうため、日常生活を送るうえで5本の指で物を触らないようにするなど注意が必要でした。その後個性が成長し、5本全てで触れずに個性が発動するようになったほか、崩壊しているものと触れている別のものにまで影響を及ぼすなど、個性の範囲が広がっています。
主人公同様物語の進行に合わせて成長する、厄介な敵キャラクターです。

死柄木弔(しがらきとむら)プロフィール

敵名:死柄木弔
本名:志村転弧(しむらてんこ)?
個性:崩壊
誕生日:4月4日生
身長:175cm

『僕のヒーローアカデミア』(ヒロアカ)死柄木弔(しがらきとむら)はヒーローに異常な感情を向ける敵!しかし悲しい過去も…

皮膚のシワはアレルギーが原因!?幼少期のストレスが強かった

死柄木弔(しがらきとむら)の本名は、「志村転弧(しむら てんこ)」です。オールマイト出久の個性であるワン・フォー・オールの7代目継承者・志村菜奈(しむらなな)の孫であり、幼少期はヒーローに憧れる純朴な少年でした。
しかし、ヒーローになった菜奈が家族と距離を取ったことを恨んだ死柄木の父(菜奈の息子)により『ヒーローの話をしてはいけない』という厳しい家庭内ルールが設けられ、抑圧を受けた死柄木はストレスを抱えるようになります。
ストレスによるアレルギーなのか顔をかきむしる癖が出るようになったため、現在の不気味な風貌の根源である顔のシワはこの頃の影響が大きいのかもしれません。

家族を皆殺しにした悲しい過去がある

抑圧された家庭で育った死柄木は、家族への憎悪や苛立ちが最高潮に高まった瞬間に個性を発現させます。飼っていた犬や姉をはじめとし、家族全員崩壊させて殺してしまうという事件を起こします。
個性を発現したてで自由に操れなかったこともあっての事件ですが、家族を憎んでいたとはいえ自身に与えた衝撃は大きく、記憶障害の一種である心因性健忘にかかって過去の記憶を封じます。
現在、顔を中心にたくさんまとっている手のひらのようなものは、この時亡くなった家族の手だといわれています。特に顔の中心を覆うようにしている手のことを「お父さん」と呼んでいるため、特に死柄木を抑圧し厳しく接していた父親のものだろうことが推測できます。

オールマイトを「社会のごみ」と呼ぶヒーロー嫌い

死柄木のヒーロー否定思想は根強く、オールマイトを「社会のごみ」と呼んでいます。
家族を殺した事故の衝撃や、その後のオール・フォー・ワンからの刷り込みにより、幼少期から一点してヒーロー嫌いになった死柄木は、苛立ちと嫌気をもとに強い破壊の衝動を抱くようになりました。また、社会の秩序や犯罪対策をヒーローに依存しきっている社会に対する嫌悪も強く、ヒーロー以外の一般市民たちを指して「守られる事に慣れきったゴミ共」と表現するなど、現代社会への否定的な考えが強いことが分かります。
そんな社会を一度全て壊すことを最大の目的としており、そのためには手段を選ばない性悪さを持ち合わせたキャラクターです。

窮地に追い込まれたことで個性が覚醒した

約1ヶ月半、睡眠もろくにとらずに戦い続け限界に近い状態で迎えた異能解放軍との戦い。疲労困憊の身体で窮地に追い込まれた死柄木でしたが、5本指で触れた物や人を崩壊することができる能力である「崩壊」の個性が覚醒しました。なんと直接触れずに、物や人を崩壊することができるようになったのです。個性を伝染することが可能となり、地面に触れるだけで、広範囲渡ってすべて崩壊させるという覚醒をしました。より強固なものとなった死柄木の個性に今後も注目です。