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2023.12.20更新

『鬼滅の刃』魘夢(えんむ)とは?血鬼術についてや過去、声優などもご紹介

『鬼滅の刃』に登場する十二鬼月の下弦の壱・魘夢(えんむ)をご紹介。本記事では魘夢の「夢」に関する血鬼術についてや鬼化した過去、劇場版の話、声優など幅広く解説していきます!

『鬼滅の刃』魘夢は下弦の鬼の唯一の生き残り

作中で初めて魘夢が登場するのは、那田蜘蛛山編で下弦の伍・累(るい)が炭治郎らに討伐されたことに激怒した無惨が、下弦の鬼を本拠地・無限城に召集したときです。そこで無惨は下弦の鬼たちを叱責し、存在意義を問い、解散させるために下弦の鬼を次々と粛清します。

ある鬼は悪態をつき、またある鬼は許しをこい、そしてある鬼はその場から逃げ出し、と他の下弦の鬼たちが混乱するなかで、彼は崇拝する無惨に手を下されることを喜び、自ら命を差し出しました。その姿を気に入られ、無惨からさらなる血を、力を分け与えられたのです。

『鬼滅の刃』魘夢の血鬼術は「夢」が関係する

魘夢は「眠り鬼」とも呼ばれており、その血鬼術は「夢」に関係する能力があります。では、劇場版で炭治郎らを苦しめた、魘夢の血鬼術の技とその効果について見てみましょう。

切符を媒介として「夢の世界」に引きずり込む遠隔の血鬼術

切符に血鬼術を仕込み、その切符を切ることで術が発動し、対象を強制的に「夢の世界」へと引きずり込むことができます。また、その夢には自身や他人を紛れ込ませることもでき、対象の夢の外側、無意識の領域にある人間の原動力「精神の核」を破壊することも可能です。

強制昏倒催眠の囁き(きょうせいこんとうさいみんのささやき)

催眠効果のある声を左手の口から発して、その声を聞いた対象を強制的に眠らせる術です。なお、その他の術を含め、魘夢の夢から覚めるには、夢のなかで自殺するしかありません。

強制昏倒睡眠・眼(きょうせいこんとうすいみん・まなこ)

周囲に眼を無数に生成し、眼を見た対象を強制的に眠らせる術です。なお、眼は必ず対象の視界に入る場所に生成されるため一度でも術にかかると、覚めてもすぐ術にかかります。

『鬼滅の刃』魘夢は列車そのものと融合できる

原理は不明ですが、魘夢は列車そのものと融合することができます。劇場版では無限列車と融合し、車内のどこからでも攻撃できるようになったことで、炭治郎らを苦しめました。