不死川実弥は鬼殺隊の中でも特に強く激しく鬼を憎んでいます。それは彼の過去が大きく関係していました。ここでは、なぜ彼が鬼を憎むようになったのか、その過去について解説します。
不死川実弥は幼い頃、弟の玄弥(げんや)兄弟たち、優しく働きものの母親と暮らしていました。しかしある日、家で母親の帰りを待っていた玄弥を除く兄弟たちが鬼によって殺されてしまいます。
その鬼は実は鬼化した母親でした。実弥は弟を守るため鬼となった母親を家の外に連れ出し殺しますが、あとから追いかけてきた事情を知らない玄弥に激しく責められてしまいます。
同じく鬼殺隊隊員である不死川玄弥は実弟です。他の兄弟は鬼化した母親に殺され、自身はその母親を手にかけてしまいました。その過去の経験から、唯一残った玄弥を守るためにあえて突き放した言い方をすることも多いです。
そのあとは、自身の稀血という特殊体質と体の強さを活かした強引な喧嘩殺法によって朝まで鬼を足止めするという無茶な方法で鬼を狩る生活を送ります。
1人で鬼を狩る実弥は、鬼殺隊の粂野匡近(くめのまさちか)という人物に出会います。
無茶な方法で鬼を狩る実弥を見て、鬼殺隊の存在を教え、自身の育手を紹介しました。
入隊後に実弥は粂野と一緒に下弦の壱を倒して柱になりますが、粂野は命を落としてしまいます。
柱の1人である不死川実弥は、どのくらいの強さを秘めているのでしょうか。
ここでは実際の戦いをもとに、不死川実弥の戦い方や強さについてご紹介します。
不死川実弥は無限城で、上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)と戦闘になります。先に戦闘となっていた時任無一郎や弟・玄弥がとどめを刺されそうになっていたところに現れ、彼らの命を救いました。
黒死牟に切り刻まれた玄弥の姿を見て激高し、風の呼吸の技を繰り出しながら黒死牟に迫ります。稀血の匂いを使って黒死牟の動きをやや鈍らせるものの、剣技の鋭さは変わらず逆に追い詰められてしまいました。
そこに悲鳴嶼行冥が現れ、彼が戦闘をいったん引き受けている代わりに傷の応急処置を行います。
そして再び戦闘に復帰した実弥は戦いの中で「痣」を発現させました。覚醒した実弥は悲鳴嶼たちと息を併せて技を繰り出しますが、なかなか致命傷を与えられません。本気を出した黒死牟の攻撃によって、実弥は指を2本切断されてしまいます。
もはやなんとか相手の攻撃を避けつつ相手の懐に入るしかないと思っていたところ、無一郎や玄弥の決死の攻撃により相手を足止めし、悲鳴嶼との合わせ技でとどめを刺すことに成功しました。
無惨との戦いでは、他の柱たちとともに朝日が昇るまでその場に足止めをするべく攻撃を繰り出します。無惨の攻撃に圧倒され、細胞破壊を受けつつも、一歩も引かず無惨を足止めし続けました。
無惨の大技によりいったんは戦線を離脱するも、再び復活し、隠を守りながらも無惨にダメージを与え続けます。そしてようやく、無惨が朝日によって焼かれ消滅したのです。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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