王国誕生祭の日、エリザベスは夜空に打ちあがる花火を眺めながら、メリオダスに感謝の気持ちを伝えていました。当初の目的を達成したエリザベスは旅は終わりだと思っていましたが、メリオダスはまだ自分の旅は続くと言います。
翌日、エリザベスはいつも通りの服装に着替え、城の外へと出かけていきます。そこには王女ではなく、1人の少女としてのエリザベスの姿がありました。豚の帽子亭に到着すると、すっかり酔いつぶれたキングたちがいます。
そこでエリザベスが掃除をしていると、メリオダスが現れました。自信満々に差し出したのは、どう見ても豚のホークにしか見えないミートパイです。ひどい味のミートパイにギルサンダーたちが悶えていると、メリオダスは「本物の肉が必要だ」と言ってホークの方を見ました。怯えたホークは、店を逃げ出してしまいます。
しばらくしてもホークが戻ってこないため、メリオダスたちはホークを探しに出ることにしました。最終的にバンがホークを発見しますが、メリオダスは屁理屈をこねて自分が見つけたと言います。
エリザベスは、旅を続けるにあたって自分が力になれないかとメリオダスに尋ねました。そこで、メリオダスは自分の生きる目的はエリザベスを守ることだと言います。
メリオダスとバンの2人は、決闘する約束を果たすために裏山の山頂で落ち合いました。しかし、そこには七つの大罪のメンバーを含めたたくさんの観客が集まっており、完全にけんか祭りとなっていました。
そこで、2人は容赦なしの本気の戦いを始めます。激しい戦いを繰り広げる2人の姿を見たエリザベスは恐怖を感じて震えますが、そんなエリザベスにディアンヌは「殺し合いはさせない」と言って安心させます。
メリオダスとバンの2人は持っている力をすべて開放し、ものすごい勢いでの殴り合いが続きました。結局早朝から夕方まで戦い続けても2人の間で決着はつかず、けんかは持ち越しとなりました。
王国誕生祭は、今も続いていました。ディアンヌとキングは2人で花火を見ていましたが、ディアンヌは豚の帽子亭の手伝いをしなければいけないからと言って帰ろうとします。キングは何かを言おうとしましたが、後で店にいくとだけ伝えました。
キングは、団長に思いを寄せているはずのディアンヌがなぜ自分を誘ってくれたのだろうと疑問に思います。そして、メリオダスからディアンヌが酔いつぶれたキングを介抱していたことを聞き、上空からディアンヌを探し始めました。
ディアンヌは街の男たちに、戦いの際に町を壊したことや人々を怖がらせてしまったことを謝っていました。男たちは、自分たちも勘違いからディアンヌに対してひどい仕打ちをしていたと謝罪しました。
その後、キングとディアンヌが街の散策をしていると、聖騎士が突如現れます。聖騎士を倒した後、ディアンヌはキングの頬にキスをします。しかし、戦い後に頭を打ったキングはその日に起こったことをすべて忘れてしまいました。
豚の帽子亭の客入りが悪くなったことに悩んでいるエリザベスとホークを見て、メリオダスはマーリンにウエイトレスをやってくれないかと頼みます。意外にも引き受けてくれたマーリンでしたが、交換条件としてギルサンダーを狙う何者かを捕まえることを要求しました。
メリオダスはギルサンダーを含む3人を尾行しました。3人は喫茶店に入りますが、ギルサンダーを狙っている何者かがスタッフの女性に催眠をかけ、ギルサンダーに薬が入っている紅茶を提供させます。
そこでメリオダスが店内に入り、ギルサンダーの代わりに薬が入った紅茶を飲もうとすると、「飲んじゃダメ」という女性の声が聞こえました。どうやら、ギルサンダーに惚れ薬を飲ませようとした女性のようでした。
透明な姿の女性の正体は、マーリンの弟子のヴィヴィアンでした。マーリンは処罰を与えようとしますが、泣いているビビアンに対して、ギルサンダーは「許すよ」と言いました。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事