本作の主人公。昼間には大学で物理学を学びながらカメラマンやピザ配達の仕事をし、夜になればスパーダーマンとしてニューヨークの平和を守っています。しかし学業に仕事にスパイダーマンにとあわただしい日々の中で、親しかった人たちとの間に距離ができてしました。そして自分は今後どうすれば良いのか、スパイダーマンを続けるべきか迷うことになります。
<トビー・マグワイアの主な出演作品>
サイダーハウス・ルール(ホーマー・ウェルズ役/1999年)
マイ・ブラザー(サム・ケイヒル役/2009年)
核融合を専門とする、優秀な物理学者。トリチウムを使った核融合の研究を続けており、愛する妻と幸せな科学者生活を送っていました。しかしある日行ったマスコミ立ち合いの元での研究発表会において実験が失敗してしまい、事故によって愛する妻は帰らぬ人に。自身も意思を持つアームに洗脳されてしまいます。
<アルフレッド・モリーナの主な出演作品>
ショコラ(レノ伯爵役/2000年)
ダ・ヴィンチ・コード(アンガローサ司教役/2005年)
大学生で舞台女優。前作のラストでピーターに告白しましたが、スパイダーマンとして生きることを優先したピーターに断られてしまいました。舞台女優としての成功をつかみつつあり、宇宙飛行士の恋人もいて、周囲から見れば順風満帆です。しかしピーターのことがどうしても忘れられず、ピーターを改めて呼び出したところでオクタビアスに誘拐されてしまいます。
<キルスティン・ダンストの主な出演作品>
チアーズ!(トランス・シップマン役/2000年)
ドリーム(ヴィヴィアン・ミッチェル役/2016年)
ピーターの友人でオズコープ社の現社長。前作で凶暴化した父ノーマンを殺したスパイダーマンに恨みを持っており、ピーターにもしきりにスパーダーマンについて尋ねている状態です。アームに洗脳されたオクタビアスにスパイダーマンを生きたまま連れてこさせ、ハリーはついにスパイダーマンの正体を知ってしまいます。
<ジェームス・フランコの主な出演作品>
オズ はじまりの戦い(オスカー・ディグス役/2013年)
DEAN/ディーン(ジェームス・ディーン役/2001年)
本作で描かれているのは、学業と仕事、そしてスパイダーマン活動を両立しきれずに苦悩するピーターの葛藤です。
世間ではスパイダーマンに大きな期待が寄せられている一方で、昼間の自分は生活費を稼ぐだけでも精いっぱいであり、家族や親友とも疎遠になってしまいます。
スパイダーマンを続けていくべきか否かの選択に悩み、それでも立ち上がろうとするピーターの物語を主題に描くことで、話により深みが出ていると言えるでしょう。
本作でピーターの葛藤と共に注目したいのが、ピーターとMJの恋の行方です。
前作ラストではずっと憧れていたMJからの告白を断ってスパイダーマンとして生きていくことを決めましたが、ピーターはどうしてもMJのことが忘れられません。
そしてMJもピーターのことが忘れられず、二人は両想いのはずが何度もすれ違ってしまいます。
上手くいかない二人の姿に、ヤキモキしながらも、のめり込んでしまうこと間違いなしです。
本作の注目ポイントは登場人物の心情や内面の葛藤だけでなく、もちろん大迫力のアクションも健在です。
特にオクタビアスがブレーキを破壊したことにより暴走した列車を止めるべく奮闘するスパイダーマンのシーンには、ドキドキハラハラが止まりません。
そしてスパイダーマンが命懸けで助けようとした暴走電車の乗客とのキズナが感じられるシーンにも、胸が熱くなることでしょう。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
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Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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