本作の主人公。これまでジャックの冒険を何度も助けてきた自分の欲しいものを指すコンパスは、ラム酒のために手放してしまっています。また、ブラックパール号はボトルに閉じ込められてしまっており、ジャックの海賊としての名声は地に落ちていました。そして「海の死神」サラザールが復活し、ジャックは命を狙われることになります。
<ジョニー・デップの主な出演作品>
シザーハンズ(エドワード・シザーハンズ役/1990年)
エド・ウッド(エド・ウッド役/1994年)
幽霊船サイレント・メアリー号の船長。かつてはスペイン国王に忠誠を誓い、「海の処刑人」としてカリブ海の海賊に恐れられていました。しかし若かりし頃のジャックにはめられて「魔の三角海域」に幽閉された経緯があり、呪いから解放された現在では彼への復讐に燃えています。
<ハビエル・バルデムの主な出演作品>
夜になるまえに(レイナルド・アレナス役/2000年)
それでも恋するバルセロナ(フアン・アントニオ役/2008年)
フライング・ダッチマン号の現船長ウィル・ターナーの息子。父をフライング・ダッチマン号の呪いから解放するため、ジャックと共に「ポセイドンの槍」を見つけ出すことを誓います。イギリス海軍の軍艦に乗ってた際にサラザールの幽霊船に襲われ、逃がす代わりにジャックを見つけるように命じられることに。
<ブレントン・スウェイツの主な出演作品>
マレフィセント(フィリップ王子役/2014年)
Z Bull/ゼット・ブル(デズモンド役/2018年)
若き女性天文学者。聡明でとても強い意志を持っており、どんな時でも不屈の精神を失いません。父が残した「ガリレオ・ガリレイの日記」を手掛かりに、ポセイドンの槍を見つけ出そうとしています。そしてジャック・スパロウとヘンリー・ターナーに出会い、ポセイドン槍につながる危険な冒険に巻き込まれていくのです。
<カヤ・スコデラリオの主な出演作品>
スキンズ(エリザベス・“エフィー”・ストーネム役/2007~2013年)
メイズ・ランナー:最後の迷宮(テレサ役/2018年)
本作ではヘンリーとカリーナという非常にフレッシュなメンバーを迎えて、ジャックが新たな旅に繰り出しました。もちろんバルボッサとジャックのコンビも本作の見どころなのですが、やはり3人組で旅をする姿はパイレーツシリーズらしさを感じさせてくれます。今後のシリーズにヘンリーとカリーナが登場するかは分かりませんが、続編にも充分期待が持てるといえるでしょう。
本作では、シリーズの初期3部作に登場していたウィルとエリザベスのカップルが久々に登場します。ウィルはフライング・ダッチマン号の船長として、かつてのデイヴィ・ジョーンズのように海の生き物に近づきつつある印象です。エリザベスは本作においてそれほど重要な役どころではないのですが、ラストシーンを見ると今後の作品への登場にも期待が持てるのではないでしょうか。
ジャックを付け狙う「海の死神」サラザールとその部下の姿は非常に恐ろしく、本作における魅力の1つとなっています。また、サラザールが従える海の生物たちもゾンビの様な容姿であり、サラザールの不気味さをより一層増してくれる存在です。もちろん、サラザール本人の容姿も不気味で禍々しく、カリブ海を行き交う海賊たちの脅威として存在感は充分だと言えるでしょう。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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