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2024.11.18更新

映画『シンデレラ(実写)』のあらすじ紹介!(ネタバレあり)重要キャラや見どころポイントもご紹介

意地悪な継母とその娘たちにいじめられながらも、懸命に生きる女性に起きた奇跡を描いた映画『シンデレラ(実写)』。ここでは、『シンデレラ(実写)』のあらすじや主要キャラ、見どころポイントを含めながら紹介します。

映画『シンデレラ(実写)』主要キャラクタ―紹介

エラ(シンデレラ)|リリー・ジェームズ

本作の主人公。優しい両親の元に生まれて沢山の愛情を受けて育ちました。しかし父親の再婚相手である意地悪な継母と2人の姉が来てからは「シンデレラ(灰かぶりのエラ)」と呼ばれ、奴隷の様な扱いを受けることに。孤立無援状態の辛い状況においても母が残してくれた言葉を忘れず前向きに生きる、とても強い女性です。

<リリー・ジェームズの主な出演作品>
ベイビー・ドライバー(デボラ役/2017年)
ガーンジー島の読書会の秘密(ジュリエット・アシュトン役/2019年)

トレメイン夫人|ケイト・ブランシェット

エラの継母。エラの父が、自分や自分の娘たちよりもエラに愛情を向けていることに不満を持ち、彼女に意地悪をするようになりました。そしてエラの父が病気で亡くなって収入源が途絶えてしまってからは、それまで屋敷で雇っていた使用人を全て解雇し、エラに使用人の役割を押しつけます。

<ケイト・ブランシェットの主な出演作品>
エリザベス(エリザベス1世役/1998年)
アビエイター(キャサリン・ヘプバーン役/2004年)

キット王子|リチャード・マッデン

エラたちが済んでいる王国の王子。鹿狩りに来ていた森でエラと出会い、恋に落ちました。素性を知らないエラと再び会うため、お城で舞踏会を開き、国中の女性を招きます。さらにエラが急に舞踏会から帰ってしまった後は、彼女が残したガラスの靴を頼りに国中を探し周りました。

<リチャード・マッデンの主な出演作品>
ロケットマン(ジョン・リード役/2019年)
1917 命をかけた伝令(ジョセフ・ブレイク中尉/2019年)

フェアリー・ゴッドマザー|ヘレナ・ボナム=カーター

エラの母がしていたおとぎ話に登場する妖精。亡き母のドレスを破られて悲しみに暮れていたエラの前に現れ、魔法で素敵なドレスやかぼちゃの馬車などを出します。最初は物乞いの老婆の格好でパンと牛乳をエラに求め、彼女の優しさを試しました。嬉々として舞踏会に向かうエラに、魔法が続くのは夜中の12時までだと釘を刺します。

<ヘレナ・ボナム=カーターの主な出演作品>
英国王のスピーチ(エリザベス・ボーズ=ライアン役/2010年)
エクスカリバー 聖剣伝説(モーガン・ル・フェイ役/1998年)

『シンデレラ(実写)』の注目ポイント

エラ(シンデレラ)が本当の両親と過ごした日々も描かれている

本作の冒頭では、アニメ版にはほとんど無かった、エラと本当の両親との幸せな日々がしっかりと描かれています。しかし幸せな時間が長く続くことは無く、エラの母は病気を患って亡くなってしまいました。母が亡くなる直前に残した「どんな時でも勇気と優しさを持っていなさい」という言葉を聞いた後にシンデレラの物語に触れると、より一層深く感情移入ができることでしょう。

ただ意地悪なだけじゃない?垣間見える継母の複雑な心情

シンデレラと言えば、とにかく継母の冷たさや意地悪さ、怖さが印象的という方も多いでしょうが、本作では継母の心情にも触れることができます。彼女だって本当は、エラの父と結婚して幸せになれると思っていました。しかしエラの父の愛情が自分や自分の娘たちに向いていないことを感じ、どんどん意地悪な継母になっていってしまうのです。そうした複雑な心境を、大女優ケイト・ブランシェットが見事に表現してくれています。

ガラスの靴だけが残っていた理由が明らかになる?!

「どうしてガラスの靴だけは消えずに残っていたんだろう…」

本作では、そんな疑問について独特の答えを用意しています。エラをお城へ送り出す際、靴を出す前にフェアリー・ゴッドマザーは「靴を出すのは得意なのよ」と言うのです。つまり靴の魔法は得意だったため、12時を過ぎても消えなかったということ。ただしこれは一つの解釈に過ぎず理由には諸説ありますが、どことなく遊び心を感じられる演出だとは言えるでしょう。

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