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2023.10.02更新

映画『ライオン・キング』のシリーズに登場するキャラクター一覧 実写とアニメそれぞれの声優を紹介

20年以上にも渡り、多くのファンを魅了し続ける、ライオンが治める王国の壮大な物語。ここでは『ライオン・キング』の主要キャラから、マニアックなキャラクターまで一挙にご紹介します。

ムファサ(アニメ版) / ジェームズ・アール・ジョーンズ、大和田伸也

ムファサはプライドランドの王で、シンバの父親です。まだ幼いシンバの成長を温かく見守りますが、王位を狙う弟スカーの陰謀によって命を落としてしまいます。

アニメ版ムファサの外国語声優を担当したのは、実写版と同様にジェームズ・アール・ジョーンズです。彼は今でこそ美声の持ち主としてムファサやダースベーダーの声を吹き替えしていますが、高校生になるまでは吃音がひどく、ほとんど人前に出ることがありませんでした。

アニメ版ムファサの日本語声優は、こちらも実写版と同様に俳優の大和田伸也です。アニメ版が公開されたのは実写版から25年も前の1994年ですが、声の様子に差がなく、渋く威厳のある演技が多くのファンから称賛されています。

スカー(アニメ版) / ジェレミー・アイアンズ、壤晴彦

スカーはシンバの叔父にあたるライオンです。策略によって兄ムファサを亡きものにし、プライドランドの王座を奪いました。

アニメ版のスカーを演じたのは、数々の受賞歴を持つイギリス人俳優のジェレミー・アイアンズです。ジェレミーはロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの一員として活動し、『Real Thing』(1984)でトニー賞を受賞しました。映画俳優としては『運命の逆転』(1990)で多数の賞を受賞しています。

アニメ版スカーの日本語声優は、俳優や演出家の顔も持つ壤晴彦です。元々狂言師に弟子入りしていましたが思うところがあって離れ、劇団四季に入団した経歴を持ちます。ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーがプロデュースしたミュージカル『ペール・ギュント』(1994)には、唯一の日本人キャストとして参加しました。

まとめ

『ライオン・キング』はアニメ映画が公開されてから25年以上が経ちますが、人気は衰えず、今もなお世界中のファンから愛され続けています。実写版とアニメ版それぞれに魅力的な声優が参加しており、どちらを見ても別の魅力を感じさせてくれる作品です。今回ご紹介したメインキャスト以外にも魅力的なキャラクターが沢山登場しますので、実写版・アニメ版共に外国語・日本語両方でチェックしてみることをおすすめします。