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2022.06.16更新

【用語】エヴァンゲリオン初心者向け解説|TVアニメや劇場版などあらすじも。

エヴァンゲリオンを初めて見る人でも、エヴァンゲリオンのあらすじや世界観をつかめるあらすじまとめ。劇場版もTVアニメもまとめて一気に把握でき、用語も解説。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とは?

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は、1995年に放送され社会現象にもなった大ヒットTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のリメイクとして制作されたアニメ映画シリーズです。2007年に『序』、2009年に『破』、そして2012年には『Q』がそれぞれ公開されています。

『序』が公開された当初は、テレビシリーズのリビルド(再構築)を2007年~2008年の間で行う予定でした。しかし2作目である『破』の制作中に、リビルドは無理だと発覚。急遽方針転換し、オリジナルストーリーを描くことになりました。

このような経緯のため、新劇場版の1作目『序』はテレビ版の内容と重なる内容ですが、2作目『破』の結末は全く異なるものになっています。

さらに3作目『Q』では『破』のラストから14年後が描かれており、完全オリジナルストーリーが楽しめる作品です。

そして、新劇場版完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』の公開が待たれています(2020年12月現在では、2021年1月23日公開予定です)。

なお、TVアニメ版は1995年10月~1996年3月の間に放送されました。しかし最後の2話があまりに難解で議論を呼ぶ展開だったことから、1997年に2本の劇場版が公開されることに。

『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生』『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』と題された2本の映画は、旧劇場版と呼ばれています。

TVアニメ版、映画版の違い

まず、TVアニメ版では「エヴァンゲリオン」の表記だったものが、新劇場版では「ヱヴァンゲリヲン」の表記に変わっています。そして次回作では『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』と再び元の表記に。制作側の意図について、ファンの間では様々な考察がなされています。

また、新劇場版『破』からは大きくストーリーが変化。惣流・アスカ・ラングレーの名前が式波・アスカ・ラングレーに代わり、TVアニメ版よりも人間関係に、より重点を置いて制作されました。

そして新劇場版『Q』ではさらに雰囲気が一変し、世界を変えて眠り続けていた碇シンジは14年後の世界や周囲の冷たい態度に困惑します。そして渚カヲルと共に、ロンギヌスの槍とカシウスの槍の2本を使って新たに世界を作り変えようとするのです。