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2023.12.20更新

『鬼滅の刃』妓夫太郎と堕姫とは?強さや過去、兄妹についてなどもご紹介

『鬼滅の刃』に登場する十二鬼月の上弦の陸・妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)をご紹介。本記事では彼らの血鬼術の技やその過去、兄妹の関係などを幅広く解説していきます!

『鬼滅の刃』堕姫戦は単行本3冊分の長編!遊郭潜入編

①音柱・宇髄の登場であっさりと頸を切られるも

堕姫と妓夫太郎の兄妹が登場するのは、遊郭潜入編です。堕姫が遊女を取り込もうとしていたところ、遊郭に潜入していた炭治郎と遭遇。何本もの帯を巧みに操り、炭治郎と妹・竈門禰豆子(かまど ねずこ)を追い詰めていきます。二人に止めを刺そうとしたところで、別行動をしていた音柱・宇髄が登場。そのときにはすでに、宇髄によって頸を切られていたのでした。

②妓夫太郎の登場で形勢逆転!手数と速度で追い詰める

知らぬうちに頸を切られた堕姫でしたが、兄・妓夫太郎は健在なため死ぬことはありません。むしろ、妹の窮地を感じた妓夫太郎が登場したことで形勢逆転。妓夫太郎の圧倒的な手数と速度で宇髄に無数の傷を与えます。その後、共に潜入していた嘴平伊之助(はしびら いのすけ)や我妻善逸(あがつま ぜんいつ)も参戦しますが、兄妹の連携にはかないませんでした。

③宇髄と炭治郎たちの連携で兄妹同時に頸を切られ死亡

このまま堕姫と妓夫太郎が勝つかに見えましたが、炭治郎らの諦めない心と、宇髄独自の戦闘計算式「譜面」が合わさり、ついには兄妹同時に頸を切られてしまいます。しかし、そのまま大人しくやられる妓夫太郎ではなく、最後の力で周囲に猛毒の血の斬撃をまき散らして、炭治郎らにさらなる重傷を負わせます。ただ、禰豆子の血鬼術で毒の効果は燃やされました。

『鬼滅の刃』堕姫と妓夫太郎は悲しい兄妹愛で幕を引く

①敗北したことで堕姫と妓夫太郎は互いに罵り合う

炭治郎らに敗北した堕姫と妓夫太郎は、周りの目もはばからずに罵り合います。ついには堕姫が兄・妓夫太郎に「…アンタみたいに醜い奴がアタシの兄妹なわけないわ!!」と、反対に妓夫太郎が妹・堕姫に「出来損ないはお前だろうが。弱くて何の取り柄も無い。お前みたいな奴を今まで庇ってきたことが心底悔やまれるぜ」と、心にもないことで互いを傷つけるのです。

②炭治郎に諭された兄は一人地獄へ進もうとするも

しかし、匂いで相手の感情を読み取ることができる炭治郎にはお見通しでした。たとえ鬼として多くの人々の恨みを買っていたとしても、たった二人の兄妹で罵り合うのはダメだと諭されます。すると、鬼となる前、まだ人として生きていた頃を振り返った妓夫太郎は、妹・堕姫がこれほどに歪んでしまったのは己のせいだと悔い、一人で地獄?の世界を進もうとしました。

③妹との約束を思い出し、兄妹共に地獄へと旅立つ

そんな妓夫太郎を引き留めたのは、妹・堕姫です。先ほどの暴言を謝り、抱きつき、ついには「何回生まれ変わっても、アタシはお兄ちゃんの妹になる絶対に!!」とまで言い放ちます。そして、かつて二人で交わした、どのようなときもずっと一緒、絶対に離れないと約束したことを思い出した妓夫太郎は妹・堕姫を背負ったまま地獄へ旅立ち、その肉体は塵と化すのでした。