鬼舞辻無惨は宿敵の鬼殺隊だけでなく、配下であるはずの鬼にさえ冷酷、残忍な性格で接しています。では、そんな彼の性格がよく分かる名言を見てみましょう。
映画化もされた無限列車編で、炎柱・煉獄杏寿郎 (れんごく きょうじゅろう)を殺害したことを報告した上限の参・猗窩座(あかざ)にかけた言葉です。
下弦の鬼の弱さに愛想が尽きた鬼舞辻無惨が、彼らを無限城に招集した際にかけた言葉です。その後、下弦の壱・魘夢(えんむ)以外は無慈悲に処分します。
無限城内で対峙した主人公・炭治郎と水柱・冨岡義勇(とみおか ぎゆう)に、鬼は天災のようなもので、立ち向かう鬼殺隊こそが異常なのだと言い放ちました。
アニメ版『鬼滅の刃』で鬼舞辻無惨を演じたのは、81プロデュース所属の声優・関俊彦(せき としひこ)さんです。幅広い声色を使い分けられる技巧派の大御所声優で、これまでにアニメでは「忍たま乱太郎」土井先生役や「幻想魔伝 最遊記」玄奘三蔵役、映画では「シザーハンズ」エドワード(ジョニー・デップ)役など熱血教師からサイコな法師、人造人間まで様々なキャラクターを演じてきました。そんな関俊さんが今回、鬼側の主要キャラ・鬼舞辻無惨のときに冷静で、ときに暴力的な二面性を見事に表現してくれています。
冷静、冷徹なイメージのある鬼舞辻無惨ですが、ちょっとチンピラに絡まれただけでブチギレたり、彼のために必死に働く配下の鬼たちにさえちょっとした理由で無慈悲に処分したり、と作中では小心者?臆病?とも取れるような言動がいくつか見られました。
マンガではすでに炭治郎たちに敗北しましたが、アニメ版ではまだまだ最強の存在。今後、続編が制作されるとして、彼の冷静で冷徹、でもどこか人間臭さが残っている様子がどう表現されるのか、戦闘シーンと合わせて細かな心理描写にも注目したいものです。
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※本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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