鬼舞辻無惨は生まれたときから鬼だったわけではありません。では、どうして鬼と化してしまったのか、その過去と彼の真の目的についてご紹介しましょう。
平安時代に生を受けた鬼舞辻無惨は、実は病弱でした。それこそ、まだ母の子宮にいたときでさえ何度も心臓が止まり、死にかけていたほど……。その後、生まれてからも度々、病に臥せていた彼は、ある医者から処方された薬が原因で鬼と化すのです。
鬼と化したことで永遠の命と強靭な肉体を手にした鬼舞辻無惨でしたが、同時に二度と太陽の光を浴びられない身体になります。そこで、彼は完全な生物となるため配下の鬼を増やし、太陽の光を克服できるとされる「青い彼岸花」を探させていたわけです。
鬼の始祖なだけはあり、鬼舞辻無惨は作中ではダントツで最強、最悪のキャラです。では、そんな彼のチート級の能力と、絶対的な強さを見ていきましょう。
禰豆子を鬼化させたように、作中では鬼舞辻無惨だけが人間を「鬼化させる血」を持っています。そして、分け与える血の量が多いほどに強力な鬼を生み出すことができるのですが、許容量を超えると相手の細胞が耐えられずに崩壊してしまうようです。
作中では最初、美しい紳士の姿で登場した鬼舞辻無惨でしたが、その後、裕福な家庭の可愛らしい子どもや、和服姿の妖艶な女性など複数の姿に擬態していました。
下弦の鬼を招集した際、鬼舞辻無惨は心の中で悪態をついた鬼の思考を見事に言い当てていました。また、離れていても、ある程度の場所は把握できるようです。
鬼舞辻無惨は配下の鬼に、自身の名前や関係する情報を少しでも口にすると、身体中の細胞が異常に増殖して、最後は死に至る恐ろしい呪いをかけています。
能力をいくつも持つ鬼舞辻無惨ですが、とくに厄介なのはその戦闘力の高さです。伸びる腕と背中から9本、太腿から4本生えた触手から繰り出される攻撃は変幻自在。さらに、攻撃と同時に自身の血を与えることができ、擦るだけでも相手を死に至らしめます。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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