継子(つぐこ)とは、柱に才能を見込まれた隊士のことです。次期柱として柱に直接指導を受けることができます。階級が下の者でも、流派が違っても柱が認めれば関係なく継子になることが可能です。
すでに引退した隊士である「育手」が鍛える弟子と違い、現役の柱が育てる候補生を指します。相応の才能や実力がなければ選ばれることはありません。才能を見込まれていますが、柱の稽古は厳しいため、挫折してしまう隊士も少なくないとされています。
作中に登場した継子(過去含む)には以下の人物がいます。
胡蝶しのぶの継子で、炭治郎の同期の隊士です。花の呼吸を操りますが、これはもともとしのぶの姉であるカナエが使っていました。カナヲは胡蝶姉妹が人買いの手から救った子供でした。実の姉妹のように育ったカナヲは誰に習うわけでもなく、花の呼吸を習得します。
しのぶはカナヲを継子にするつもりはありませんでしたが、しのぶに黙って最終選別を受けて合格したことから、継子として受け入れました。剣の才能はしのぶよりもあると評されており、最終選別を無傷で突破しています。
現・恋柱の甘露寺蜜璃も、もともとは継子でした。炎柱・煉獄杏寿郎の元で継子として修行していたものの、独特過ぎる動きや生まれ持った筋力によって独自の流派「恋の呼吸」を生み出します。その結果、煉獄杏寿郎と並ぶ柱の1人として活躍することとなりました。
不死川玄弥は、炭治郎の同期の隊士です。正式には継子ではありませんが、特別に悲鳴嶼行冥が弟子として受け入れています。これは玄弥の特殊な体質が影響していました。玄弥は鬼殺隊の隊士に必須だとされる呼吸法が使えません。しかし彼自身が「鬼を喰うことで一時的に鬼の能力を得られる」という特殊な力を持っており、身体能力を無理矢理上げることで高い戦闘能力を維持していました。
しかし、この能力は諸刃の剣であり、常に暴走する危険があったのです。実際、この能力をコントロールしきれなくなった玄弥は悲鳴嶼に助けられました。そして鬼殺隊をやめるように諭されますが、玄弥はこれを拒否します。そして継子にしてもらえるように何度も悲鳴嶼に頼みますが、今度は悲鳴嶼がそれ拒否しました。しかし何度も諦めない玄弥に根負けしたのか、弟子にすることになったのです。
『鬼滅の刃』の階級は徹底した実力主義となっており、年齢や性別、経験は関係ありません。実力があるものが上の階級にどんどん上がり、さらに条件を満たすと柱に選ばれることもあります。十二鬼月と交戦することの多い炭治郎たちは順調に階級を上げていますが、柱までの道のりははるか遠くにあるといえるでしょう。ぜひ原作やアニメなどで鬼殺隊の階級なども意識しながら楽しんでみてください。
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※本ページの情報は2023年12月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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