雄英高校にも夏休みが訪れ、より一層の訓練を積むため林間合宿の日がやってきます。それは生徒たちが持つ個性の増強させる事が目的の訓練でした。激しい合宿にいそしむ生徒たち。
そんな中、レクリエーションとして肝試しがおこなわれますが、突如森の中に有毒ガスが発生します。またもやヴィラン連合がやってきたのです。その中には浩汰少年の両親を殺したマスキュラーもいました。
浩汰に襲いかかろうとするマスキュラーの前に出久がかけつけます。オール・フォー・ワンや100%の力を使った一撃で闘いますが、筋肉増強の個性を持つマスキュラーには歯が立ちません。しかし浩汰を守るため、出久は自分の限界を超えた力でマスキュラーを倒しました。
一方、他のクラスメイトもそれぞれヴィランと闘っていました。常闇や爆豪を助けるため、再び森に向かった出久ですが、二人はヴィランのMr.コンプレスに拉致されてしまいます。
お茶子たちの協力でなんとか常闇だけは取り戻しますが、爆豪は救えませんでした。
林間合宿の後、負傷した出久は入院します。お見舞いにきたクラスメイトからヴィラン連合の居場所が分かりそうだと聞かされ、出久は病院を抜け出し、轟や切島らとともにアジトに向かいます。
オールマイトや他のプロヒーローたちもアジトに到着して攻撃をしかけます。さらに別のヒーローたちは出久たちが突き止めた脳無の工場に向かい、無事脳無を制圧しました。
しかし、そこに巨悪の根源ワン・フォー・オールが現れ、ヴィラン側が優勢になります。ワン・フォー・オールとオールマイトの決戦が始まる中、出久たちはヴィランと闘わずに爆豪を助ける作戦を立てます。それぞれの個性を使って、ヴィランの手の届かない高い道をつくり、無事爆豪を助けることに成功します。
一方でオールマイトには活動限界が訪れ、テレビで消耗した姿をさらしてしまいます。さらにワン・フォー・オールから、死柄木弔はオールマイトの師匠である先代ワン・フォー・オールの孫だという衝撃の事実を告げられます。絶望の色を隠す事のできないオールマイトでしたが、平和のため死力の限りをつくしてワン・フォー・オールを倒すのでした。
オールマイトが倒したワン・フォー・オールは逮捕されました。しかしオールマイトは自分の力を使い果たしてしまい、平和の象徴としての彼の地位も失墜します。
雄英高校の校長である根津は、度重なるヴィランからの攻撃から生徒を守るため、全寮制にすることを決めました。息子を案じる出久の母は全寮制に反対しますが、オールマイトが土下座して出久を守ると約束したことから出久を任せることに。
寮生活が始まり、個性のパワーアップとさらなる必殺技をあみだすための訓練がおこなわれます。出久はまだ腕に不安を抱えており、ムリができずに悩みます。しかしオールマイトの助言や自由な発想を持つ発明の言葉に感化され、足を使った必殺技を思いつきます。さらにコスチュームを変えて腕を最大限にサポートできるように改良。
数日後、他校生も集まる仮免試験の日が訪れます。いわば仮のヒーロー活動が認められる試験です。雄英高校をライバル視して雄英生を潰そうとする他校生たち。
過酷な仮免試験を雄英生たちは新しくあみだした必殺技を使って乗り越え、1年A組は爆豪と轟をのぞく全員が合格をはたします。爆豪と轟は、自分本位の戦闘が仇となってしまったのです。しかし、3ヶ月の特別講習と再試験で合格のチャンスが与えられ、二人は闘志を燃やします。
仮免試験が終わり、明日から通常授業が始まるという夜、出久は爆豪に呼び出されます。そして出久の持っている個性はオールマイトに授けられたものだと指摘し、闘いを仕掛けてきます。本気で戦闘をくり広げる出久と爆豪。出久は、ワン・フォー・オール フルカウルを繰り出しますが、爆豪の爆破によって敗退してしまいました。
闘いが終わった二人のもとにオールマイトがやってきて、個性を授けたことを認めます。そして爆豪の強さを称えました。口では強気な爆豪ですが、オールマイトと出久のことを理解した瞬間でした。
新学期が始まるころ、ヴィラン連合は別のヴィラン組織の若頭であるオーバーホールと接触。新たな闘いが始まろうとしているのでした。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事