死柄木弔率いるヴィランたちの襲撃から2日後、担任の相澤から雄英高校の体育祭が2週間後に開催されると知らされました。出久たちのヒーロー科1年A組の意気は上がります。体育祭は自分の個性を存分にアピールできる場であり、プロのスカウトマンも見にくるほどのビッグイベントなのです。
オールマイトは出久を呼び出し、自分が平和の象徴として闘えるのはそう長くはないと告げます。そして出久には体育祭で次世代のオールマイトとしてふさわしいところを世の中に知らしめるよう頼みました。
いよいよ体育祭の日。第一種目は障害物競争です。11クラスの生徒が一斉にスタートします。優勝候補の轟は障害物の仮想ヴィランも難なく倒し、どんどん進みます。
出久は落ちていたロボット装甲を手に、爆弾を利用してトップを走る爆豪や轟を一気に追い抜かします。結果、障害物競争は出久が1位になりました。
続いての騎馬戦では、障害物競争によって振り分けられたポイントが各自に付与された状態でスタートします。1位だった出久のハチマキには1000万ポイントの価値があり、みんなが出久をねらいます。出久とチームを組んだのは、お茶子と常闇踏陰、サポート科の発目明。
騎馬戦が始まり、出久はチームメイトの個性や発明のサポートアイテムを使った連携プレーで好戦します。しかし飯田が超高速で移動する個性を使い、出久のハチマキをとりました。そのあと出久のワン・フォー・オールと常闇のシャドウでなんとか4位に食いこみます。
いよいよ決勝の1回戦が上位16名のトーナメント戦で行われます。1回戦で出久は、サポート科の心操と対戦することに。心操の個性は、洗脳で呼びかけに応えたものは、そのまま心操の言いなりになってしまうのです。呼びかけには応えないように注意していた出久も、その術中にはまってしまい、操られてしまいます。しかし指先から爆風を発して、心操の洗脳を解き、勝利しました。
決勝の2回戦で出久は、轟と対戦。出久は轟の繰り出す氷結の攻撃を破っていきます。轟には父のエンデヴァーから受け継いだ炎の個性がありますが、父を憎む轟は炎を封印したままにしています。その事情を知る出久は、あえて全力で轟に立ち向かっていきます。その姿を見た轟は炎を使い、出久のように全力で闘うことに。結果、出久は場外まで吹き飛ばされて敗退してしまうのでした。
決勝のトーナメント戦が続き、最後の決勝戦は爆豪と轟の対決でした。轟は炎がうまく使えず、爆豪に負けてしまいました。結果、爆豪が優勝して体育祭は幕を閉じます。
続いての授業はプロヒーローの職業体験です。その前に1年A組では自分のヒーロー名を決めることになりました。出久は幼いころからバカにされて呼ばれていた「デク」という名前に決めます。
出久の体験先はオールマイトの師匠であるグラントリノの元に決まります。
グラントリノの元に向かった出久は、よぼよぼの老人に見えるグラントリノの姿に驚きました。しかしいざ実践となると、グラントリノは素早い動きでことごく出久の攻撃をかわします。出久は、グラントリノの指導でワン・フォー・オールを自在に使えるよう訓練に励みます。
飯田は兄のインゲニウムがヴィランに襲われて負傷した場所、保須市に向かっています。本当の目的は、兄を引退に追い込んだステインを探すためです。
出久は訓練の末、全身に力を満遍なく伝わるワン・フォー・オール フルカウルを習得します。出久の成長を見たグラントリノは、ヴィラン退治に連れていくことに。
ちょうどそのとき、飯田のいる保須市に死柄木弔とステイン、3体の脳無が現れ、街中はパニックになります。ステインの前に飯田が兄のヒーロー名インゲニウムを名乗って対峙しました。しかしスタインに切りつけられ、飯田は倒れます。そこに駆け付けた出久が習得したワン・フォー・オール フルカウルで立ち向かいます。そこに轟がやってきます。そして3人で力をあわせることで、ステインを倒したのです。
波乱の職場体験が終わって、学校へ戻ってきた出久はオールマイトに、個性を奪う邪悪なオール・フォー・ワンの存在を教えます。オール・フォー・ワンが平和を乱そうと死柄木弔を操っていたのです。
職業訓練は終わり、期末テストの時期がやってきました。筆記試験の他、実技試験として教師対2人1組が実践形式でバトルをおこないます。出久は爆豪とコンビを組みますが、対戦相手はなんとオールマイト。
実技試験が始まり、まったくチームワークがとれない2人にオールマイトは威圧的に挑んできます。このままでは負けると察した出久と爆豪は協力しあって闘い、見事にオールマイトに勝利しました。
期末試験が終わって夏の林間合宿のため、ショッピングモールに出かけた出久は、現れた死柄木弔に「オールマイトを殺す」と告げられるのでした。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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