「愛の芽生え」は、野獣の優しさに触れて少しずつ心を開き始めたベルが、彼と雪合戦をしているシーンに流れる曲です。日本語版では、ベル役の声優、昆夏美や野獣役の山崎育三郎に、ポット夫人役の岩崎宏美、チップ役の池田優斗、コグスワース役の小倉久寛、ルミエール役の成河、プリュメット役の島田歌穂が参加しました。最初の頃の恐ろしい野獣がウソのように優しくなり、心がほんのり温まるような優しい雰囲気が流れます。
英語版「Something There」は、ベル役のエマ・ワトソンと野獣役のダン・スティーヴンスに加え、ポット役のエマ・トンプソン、チップ役のネイサン・マック、コグスワース役のイアン・マッケラン、ルミエール役のユアン・マクレガー、プリュメット役のググ・バサ=ローが歌いました。
また、この曲は物語冒頭で流れる「朝の風景(Belle)」と、サビのメロディーや歌詞でつながりがあります。
「ひそかな夢」は、ベルと心が通じ始めた野獣が、父モーリスの一大事を知った彼女を城から送り出すシーンに流れた曲です。日本語版では、野獣の吹き替えを担当したミュージカル俳優の山崎育三郎が歌いました。
愛するベルの考えを尊重し彼女を城から解放した野獣ですが、愚かな想いだと自分に言い聞かせながらも「彼女はまた戻ってきてくれる、愛してくれる」と願ってしまいます。
そんな「ひそかな夢」を、切なく表現した曲です。
英語版「Evermore」の劇中歌を歌ったのは、野獣を演じた俳優のダン・スティーヴンスです。
「目を閉じても、まだそこに彼女がいる」「バカだとは分かっているが、きっと彼女は帰ってきてくれる」など、ベルを思う気持ちを飾ることなくまっすぐに表現しています。
また本曲はエンドソングにも採用されており、歌っているのはアメリカの超有名歌手、ジョシュ・グローバンです。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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