本作の主人公で最期のジェダイ。フォースの力が覚醒しつつあり、本作ではレジスタンスにとって最後の希望であるルーク・スカイウォーカーを探すため、水の惑星オク=トーを訪れます。ルークからフォースの修行を受けることになりますが、カイロ・レンとフォースがつながったことをきっかけに、修行を中断してレンの元へ向かいました。
<デイジー・リドリーの主な出演作品>
オリエント急行殺人事件(メアリ・デブナム役/2017年)
オフィーリア(オフィーリア役/2018年)
レイアとハン・ソロの息子。祖父に当たるダース・ベイダーを崇拝しており、前作では父であるハン・ソロを殺害してダークサイドに大きく傾きました。ルークの元で修業をしていたレイとフォースでつながり、自分がルークに暗殺されかけた事実をレイに伝えます。
<アダム・ドライバーの主な出演作品>
ブラック・クランズマン(フィリップ・“フリップ”・ジマーマン刑事役/2018年)
ハングリー・ハーツ(ジュード役/2014年)
最後のジェダイで伝説の英雄。ダース・ベイダーであるアナキン・スカイウォーカーの息子です。ジェダイ騎士団を再建することに失敗してからは、表舞台から姿を消して水の惑星オク=トーにてひっそりと隠遁生活を送っていました。レジスタンスのために訪問してきたレイを一度は拒絶するも、彼女の熱意に負けてフォースの修行をつけることになります。
<マーク・ハミルの主な出演作品>
ブリグズビー・ベア(テッド・ミッチャム役他・2017年)
キングスマン(アーノルド教授役/2014年)
ルークの双子の妹で、レジスタンスを率いる将軍。何十年にも渡って銀河を守る戦いを続けたことによって、「生きる伝説」となっている人物です。本作ではファースト・オーダーの追跡から逃げ延びるためレジスタンスの戦艦を指揮しますが、攻撃を受けた表示に宇宙空間へ投げ出されてしまします。
<キャリー・フィッシャーの主な出演作品>
メイフィールドの怪人たち(キャロル・ピーターソン役/1989年)
オースティン・パワーズ(セラピスト役/1997年)
本作で描かれているテーマの1つが、フォースの力を持つ者たちが「ライトサイド」と「ダークサイド」の間で揺れ動く様です。レンは実の父を殺害したことでダークサイドに堕ちたと思われていましたが、ルークは「レイならまだ彼を救える」と考えています。また、そもそもレンがダークサイドに傾いたきっかけは、ルークの暗殺なのです。単純な「善」と「悪」に整理できない複雑なストーリーは、ファンならずとも必見です。
本作では、いたるところに過去の『スター・ウォーズ』シリーズ作品に対するオマージュを見つけることが可能です。例えば、レンがルークから修行を受けるシーンは、『エピソード5/帝国の逆襲』でルークがヨーダに鍛えられている場面と重なります。また、惑星クレイトでの戦いからは、やはりエピソード5の惑星ホスでの戦いを思い出した方も多いでしょう。過去作との関係を探しながらの鑑賞も、本作の楽しみ方の1つだと言えます。
本作は、これまで40年にもわたってレイアを演じ続けていた女優キャリー・フィッシャーさんの遺作となった作品としても知られています。次回作にも未使用映像でのアーカイブ出演はしているのですが、彼女が最後に参加した映画作品は本作になるのです。長年レイアを演じ続けて、キャラクターと同様に「生きる伝説」になったといっても過言ではない彼女の最後の雄姿を、ぜひとも確認してみてください。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事