本作では、物語の最初から最後まで沢山の戦闘シーンが含まれています。オビ=ワンとグリーヴァス将軍の決闘やオビ=ワンとアナキンの師弟対決などは、熱い展開と相まって大興奮すること間違いなしでしょう。オビ=ワン役のユアン・マクレガーとアナキン役のヘイデン・クリステンセンは、このために2ヶ月間フェンシングの訓練をしたとのことです。そのおかげで、非常にスピーディーなライトセーバーの戦いを見ることができます。
本作ではついに新三部作が完結し、アナキンがダークサイドに堕ちてダース・ベイダーとなってしまった経緯の詳細が語られます。アナキンはアミダラに執着するあまり、オビ=ワンやヨーダなどとすれ違い続けてしまいました。そしてジェダイ評議会への不信感を募らせた結果、パルパティーンにだまされてしまうのです。ダース・ベイダー誕生の悲しい物語を知ることで、『スター・ウォーズ』シリーズがさらに奥深いものとなるでしょう。
本作は、熱狂的なファンを持つ旧三部作(エピソード4~6)につながるエピソードとしても注目だと言えます。銀河帝国の誕生やルークとレイラの誕生など、長年不詳だった数々の謎に対する答えが分かるのです。また、ラストの惑星タトゥイーンにおける二重太陽のシーンは、エピソード4でルークが立っていた場所と同じカットになっています。こうした演出により、新・旧三部作が一連の作品であることを見事に表現しているのです。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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