透過させた自分の指を相手の目に向けることで、目つぶしをしたような感覚にする技です。あくまでも透過させているので実際にダメージを与えることはできませんが、相手をひるませるのに有効です。
物体が透過した体のなかにある時に個性の発動をやめると体が弾かれるという特性を活かし、個性の発動と停止を繰り返しながら瞬間移動する技です。
それに合わせて攻撃を繰り出せば連撃もしやすく、一見高速移動しながらの攻撃にみえます。
敵からの攻撃を無効化し、応用次第では高速移動もできてしまう個性「透過」は、周りから「無敵の個性」として評価されることもあります。しかし実際には発動や停止に繊細な技術が必要な上級者向け個性であり、使いこなせるようになりまでに相当の時間がかかりました。
ミリオは、クセが強いが故に扱いづらいその個性に合わせて徹底的に自分を磨きあげることで、周りからの評価を得たキャラクターです。その努力が現れた名言だといえるでしょう。
師として仰ぐサー・ナイトアイが亡くなる寸前の名言です。
サー・ナイトアイによる特訓あってこそ今の自分がいるという「恩義」を感じさせる一言であり、それまで個性を使いこなせず辛く苦しい思いをしてきたミリオだからこその発言だと分かります。
思わず読者がグッと泣きそうになってしまうような、師弟愛が分かるシーンです。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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