山中の小さな家で炭焼きを営み、母親や幼い妹・弟達と一緒に平穏な暮らしを送っている竈門炭治郎。ある日炭を売りに行き、帰ってくると、自宅が何者かに襲われ家族が惨殺されていました。妹の禰豆子だけは、まだかろうじて生きていましたが、何と恐ろしい鬼の姿に。そして炭治郎と禰豆子は鬼殺の剣士・冨岡義勇と出会い、彼の紹介で狭霧山のふもとに住んでいる「鱗滝左近次」という老人の元へと向かいます。
本作の主人公で炭焼き業を営む竈門家の長男。何者かの手によって鬼に変えられた妹・禰豆子を元に戻し家族の仇を討つため、冨岡義勇のすすめで鱗滝左近次の元に向かいます。
炭治郎の妹。何者かの手によって鬼に変えられてしまいました。最初は炭治郎に襲い掛かりますが、彼の涙を見て人の心を少し取り戻し、行動を共にします。
狭霧山のふもとに住む、天狗の面を付けた白髪の老人。鬼殺隊員の育成を行う「育手」であり、かつては自らも鬼殺隊の一員として活躍していました。冨岡の紹介で炭治郎を育て、禰豆子を預かることになります。
炭治郎と禰豆子が夜の山を登っていると、一軒の御堂から明かりが漏れている光景が見えてきました。しかしそれと同時に、御堂から血の匂いがすることにも炭治郎は気づきます。
「誰かがケガをしているのでは」と思い、急いで御堂の障子を開けると、中には鬼が人間を喰う姿が。「エサ場を荒せば許さない」と襲い掛かってくる鬼に対し、炭治郎は斧で応戦します。しかし、傷をつけてもすぐに治ってしまう鬼に、あっけなく追い詰められる炭治郎。そこで禰豆子は炭治郎を救うため、鬼の首を蹴り飛ばしました。
炭治郎は首だけで動き回る鬼を何とか動けなくし小刀でとどめを刺そうとしますが、なかなか行動に移せません。そして動けなくなっている炭治郎の元に、天狗のお面を付けた老人が現れます。老人から「そんなものでは、鬼にとどめは刺せない」と言われた炭治郎は岩で頭を潰すことを思いつきますが、鬼への同情心からどうしても実行できません。炭治郎がためらっていると辺りは朝になり、鬼は朝日に焼かれて消えていったのでした。
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DIGLE MOVIE編集部
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DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
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