ー「死なせない。兄ちゃんが絶対に、助けてやるからな。」( 竈門炭治郎 )
大正時代を生きる一家の長男・竈門炭治郎は、家族と共に山で穏やかに生活していた。ある日、町へ炭を売りに出かけた炭治郎が家に戻ると、家族は鬼に襲われ絶息。しかし妹・禰豆子にだけはまだ温もりがあった。炭治郎は禰豆子を背負いながら必死に雪山を下りるが、唯一の生き残りである肉親は鬼と化していたのだったー。
ー「炭治郎。妹が人を喰った時、お前はどうする。」( 鱗滝左近次 )
雪山で出会った冨岡義勇の導きにより、狭霧山に住む鱗滝左近次の元へ向かうことになった炭治郎と禰豆子。道中で人を喰らう鬼に襲われた炭治郎は手持ちの斧で必死に応戦するが、たちまち押さえ込まれてしまう。そこで炭治郎を助けに入ったのは、鬼となった妹・禰豆子だったー。
ー「死ぬほど鍛える。結局、それ以外にできることないと思うよ。」( 真菰 )
鬼を狩る非公認組織<鬼殺隊>へ入るための試験「最終選別」に向け、育手である鱗滝による命がけの訓練が始まった。鬼を狩るために必要な呼吸法や剣技の型を教わる日々。狭霧山に来て1年が経ったある日、鱗滝は最終選別へ行くための条件を伝え、巨大な岩の前に炭治郎1人を残し、その場を去るのだったー。
ー「最終選別、必ず生きて戻れ。」( 鱗滝左近次 )
いよいよ最終選別の時が訪れる。合格条件は「鬼たちが閉じ込められている藤襲山で7日間生き延びる」ということだった。2年にわたる鍛錬を積み上げた炭治郎の前に、異形の鬼が目の前に現れー。若き剣士と鬼、それぞれの生き残りをかけた戦いが幕を開けるー。
ー「神様どうかこの人が今度生まれてくる時は鬼になんてなりませんように。」( 竈門炭治郎 )
20人ほどいた剣士だったが、最終選別で生き残った者は炭治郎を含むたったの4名。入隊を認められた炭治郎たちは案内役から鬼殺隊の隊服と伝令役となる鎹鴉(かすがいがらす)、最後に鬼を切るための日輪刀を造る玉鋼を選ぶ。そして、鱗滝の家へと帰宅した炭治郎を待っていたのは―。
WRITER
DIGLE MOVIE編集部
国内外の“今”の音楽、映画情報が知れるメディア「DIGLE MAGAZINE」。邦画、洋画、アニメなどの幅広い映画ジャンルに精通するメンバーが集まった新進気鋭のメディア編集部が日々気になった情報を発信します。
EDITOR
Asahi
DIGLE MOVIE編集部ディレクター。音楽、アニメ、漫画、映画、ファッションなど、全てのアートカルチャーをこよなく愛しています。 某音大卒、アメリカ留学後に大手音楽レーベルにてアーティストの新人発掘、マネジメントに携わり、現在はアーティスト兼ディレクター兼アートコンサルタントとして様々な素晴らしいモノ、コトを提供中。 アートを新たな価値として提供する事にも日々模索中でMUSIC HACK DAY Tokyo 2018にも出場し、Sigfox賞を受賞。
POPULAR
人気記事